まさかの500万円切りってマジ!? BYDシーライオン7が高級SUV市場をひっくり返しそうな件!

まさかの500万円切りってマジ!? BYDシーライオン7が高級SUV市場をひっくり返しそうな件!

 東京オートサロンで初公開されたBYDの旗艦SUV「シーライオン7」がついに発売された。驚くのはその価格。後輪駆動の2WDモデルはなんと495万円。ベースモデルのシールより安い。しかも中身がテスラやレクサスなみにゴージャスというからヤバいじゃないの!

文:ベストカーWeb/写真:BYD、ベストカーWeb編集部

BYD シーライオン7。全長4.8m級のラグジュアリーSUVだ
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ハリアーよりデカい堂々たるサイズ

BYD シーライオン7。全長4.8m級のラグジュアリーSUVだ
BYD シーライオン7。全長4.8m級のラグジュアリーSUVだ

 まずはシーライオン7の位置づけだが、セダンのシールと並んでBYDの旗艦モデルとなる電動SUVだ(「SEALION」という車名のスペルが「SEAL」とかぶっている点が心憎い)。

 その全長は4830mm、全幅が1925mm、全高は1620mmだから、ハリアーよりも90mm長く、70mm広く、40mm低い。ホイールベースも2930mmと長大だから、後席の広さはミニバン級だ。ちょうどテスラのモデルYに似たサイズだといえる。

 ラインアップだが、シール同様シングルモーターRWDとツインモーターAWDを用意する。スペックもシールと同様だが、前者が230kW(312ps)/380Nm、後者は390kW(529ps)/690Nmと強烈。AWDモデルの0-100km/h加速は4.5秒だという。

 バッテリー容量はどちらも82.56kWh。WLTCモードによる航続距離は、RWDが590km、AWDが540kmとなる。

ベースとなるシールより安い495万円!

大画面ディスプレイや置くだけ充電など快適装備も申し分なし
大画面ディスプレイや置くだけ充電など快適装備も申し分なし

 フラッグシップだけあって、インテリアにも抜かりはない。どちらのグレードにもパノラミックサンルーフが標準なうえ、シートはナッパレザー。さらに前席にはベンチレーション、シートヒーターは前後シートに付く。

 後席シートはリクライニングも可能だから、ロングドライブも快適なはず。なおボディ後端のラゲッジルームに加えてフランク(前部トランク)も備えており、両者合わせると558Lの容積を誇る。

 便利装備も充実している。スマホは2人分が置くだけ充電可能だし、ヘッドアップディスプレイも標準、ドアの施錠開錠はスマホやスマートウォッチでできる。最新の運転支援機能を備えていることはいうまでもなく、アラウンドビューモニターやドライバーモニタリングにも対応している。

 まさに至れり尽くせりのシーライオン7だが、最大の注目は価格だろう。AWDモデルでも572万円、RWDモデルにいたってはたったの495万円なのだ。仮想敵のテスラ モデルYはRWDが558万7000円、AWDは647万6000円だ。

 通常、SUVはベースとなったセダンモデルより価格が高いのが常識だが、シーライオン7に限ってはシールよりも安い。ラグジュアリーEVとしても破格の安さといえるだろう。

 さらにBYDは6月30日までに成約・登録を完了した人に、ドラレコとETC車載器、3択特典(ACタイプV2Lアダプター/車載カラオケマイク/ブレードバッテリーSoH延長保証のうちどれか一つ)をプレゼントするキャンペーンも実施するという。

 日本市場でも真剣にシェアを狙いに来た感じのBYDシーライオン7。普及価格帯のみならず、高級SUVの世界でも、存在感を高めそうだ!

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