これまで日本にはたくさんのクルマが生まれては消えていった。そのなかには、「珍車」などと呼ばれ、現代でも面白おかしく語られているモデルもある。しかし、それらのクルマが試金石となったことで、数々の名車が生まれたと言っても過言ではない。
当連載では、これら「珍車」と呼ばれた伝説のクルマや技術などをピックアップし、その特徴を解説しつつ、日本の自動車文化を豊かにしてくれたことへの感謝と「愛」を語っていく。今回は、ベース車の特徴を継承しながらスバルらしいオリジナリティがプラスされたトラヴィックを取り上げる。
文/フォッケウルフ、写真/スバル
コメント
コメントの使い方スバルとしては失敗ですね。
水平対向エンジンでなく、4輪駆動でもなく、独立懸架式サスペンションでもない車がレガシィGTよりも運転して楽しいことをユーザーに教えてしまったのですから。
私はトラヴィックを15年17万km乗って、次はスバルを選ばなかった。家族も酔わない良い車だったと言ってくれました。
本家ザフィーラよりも排気量大きくて(2.2L)安い、しかも右ウィンカー。車としての出来はトラヴィックの方が日本に合ってたと思います。
でも、水平対向エンジンでないととか言うこだわりを持つ(偏屈な?)ユーザーに敬遠されたりと不運なクルマでしたね
代車で乗りましたけどクルーズコントロールが140とかでも設定できるのは不思議な気持ちになりました。個人的にはアメリカで販売していたトライベッカを販売してほしかったですけど。