人生最後のクルマを考えていますか? ボケ防止に役立つ50~60代におススメのクルマ3選

ボケ防止に役立つクルマ1/初代マツダロードスター

1990年8月に登場したNAロードスター。1.6L直4エンジンは120ps/14.0kgmを発生
1990年8月に登場したNAロードスター。1.6L直4エンジンは120ps/14.0kgmを発生

 物事がここまでハッキリしてくれば、もはや勝ったも同然である。「ボケ防止に役立つ50~60代におススメのクルマ」とは、例えば以下の3車種だ。

 言わずと知れたNAこと初代マツダロードスター。1989年から1997年まで販売されたライトウェイトオープン2シーターの大傑作である。そして大傑作であるのみならず、このクルマは前述の条件1〜4を完膚なきまでに満たしている。

 そしてもちろん乗って楽しく、見て嬉しいクルマでもある。さらにAT車ではなくMT車を選べば、素人考えではあるが、脳や身体機能が活性化されそうな気もする。もうこれしかないだろう。そして最近は中古車相場もずいぶん上がってしまったが、それでも総額250万円前後で好条件な1台を見つけることが可能。完璧である!

ボケ防止に役立つクルマ2/ローバーミニ

BMWミニではないクラシックミニがおススメ
BMWミニではないクラシックミニがおススメ

 現代のミニはドイツのBMW社が作っているものだが、ここで言うのはそれではなく、英国製の元祖ミニ。1959年から2000年まで販売され続けた偉大なる実用小型車だ。これもまたマツダロードスターのNAと同様に条件1〜4を完璧に満たし、「あまり高くない」という条件5もおおむねクリアしている。

 最近は中古車相場が上がってしまったのだが、総額200万円台前半ぐらいの予算感でもOKとするなら、相当いいモノが買える。そしてミニならではの小気味良い走行フィールは、医学的な裏付けは特にないが、心と身体の若返りに貢献してくれるのではないかとも思う。

ボケ防止に役立つクルマ3/スズキジムニーシエラ(現行型)

軽自動車ではないジムニーシエラ。102ps/13.3kgmを発生する1.5Lエンジンを搭載している
軽自動車ではないジムニーシエラ。102ps/13.3kgmを発生する1.5Lエンジンを搭載している

 「初代ロードスターも元祖ミニも素敵だが、さすがにちょっと古い。もっとこう新しい世代のおすすめはないのか?」という意見もあるだろう。気持ちはわかる。

 ならば、新しい世代だとどうしても予防安全システムや燃費計は付いてしまうのだが、現行型のスズキジムニーシエラでどうだろう? ご承知のとおり現行型ジムニーの登録車版であり、現代的なクルマではあるのだが、現代的な部分は最小限であり、同好の士は多い。

 同好の士らとさまざまなことを(主にネット上で)語らいながら、山へ海へと出かけていれば脳と身体には十分な刺激が入力され、さしあたってボケを遠ざけることができるのではないか?

 そして大人気の5ドアモデル「ジムニーノマド」が登場したことで、シエラのほうの中古車相場は続落。今や総額200万円ちょいの予算で、かなりいい感じの1台を見つけることができるだろう。

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