【タイプR、アコードなど続々!!】今乗っておきたいリッター100馬力超えのNA車たち

リッター110.1馬力/2代目インテグラタイプR(DC5型)

■2001年7月~2006年4月 K20A型2L、直4i-VTEC:220ps/21.0kgm

 初代を20ps上回るK20A型2L、直4i-VTECエンジンを搭載。フロントサスペンションがマクファーソンストラット化、ホンダ初のブレンボ製キャリパーや安全装備の標準搭載や衝突安全性を考慮したボディを搭載
初代を20ps上回るK20A型2L、直4i-VTECエンジンを搭載。フロントサスペンションがマクファーソンストラット化、ホンダ初のブレンボ製キャリパーや安全装備の標準搭載や衝突安全性を考慮したボディを搭載
 2004年9月に行われたマイナーチェンジモデルではヘッドライト(通称涙目型)がシャープな形状の物に変更された
2004年9月に行われたマイナーチェンジモデルではヘッドライト(通称涙目型)がシャープな形状の物に変更された

 2001年にはインテグラのフルモデルチェンジに伴ってタイプRも2代目に変更。こちら2代目DC5型には2Lから最高出力220psを絞り出すR-specのK20 A型直4、2L DOHC i-VTECが搭載された。

 初代、2代目ともにFF最速のハンドリングマシンと呼ばれたが、総合的に考えると、完成度の高い2代目よりも、軽いボディを自在に振り回せるジャジャ馬な初代のほうが楽しい。

 2020年2月中旬現在の中古車相場は初代DC2型が90万~200万円で平均価格約140万円、2代目DC5型は60万~250万円付近で平均価格は約110万円となっている。

<strong>上の写真をクリックすると2代目インテグラタイプRの中古車情報が見られます!</strong>
上の写真をクリックすると2代目インテグラタイプRの中古車情報が見られます!

リッター102.0馬力/初代アコードユーロR

■2000年6月~2002年10月 H22A型2.2L、直4VTEC:220ps/22.5kgm

スポーツセダンとしてホンダが投入した初代アコードユーロR/トルネオユーロR(写真)
スポーツセダンとしてホンダが投入した初代アコードユーロR/トルネオユーロR(写真)

 ピュアスポーツ志向だったシビックとインテグラのタイプRに対し、どこか欧州車的な「大人のスポーツ」を標榜したリッター100馬力超えのNA車が、ホンダ アコードユーロRだった。

 2000年に登場した初代(CL1)が搭載したエンジンは、プレリュードのタイプSに搭載されたH22A型 直4 2.2L DOHC VTECをユーロR専用にチューンしたもので、その最高出力は欧州向けアコードタイプRを7ps上回る220ps。

 11:1の高圧縮比とヘッドポートの研磨、さらに吸排気系にリファインを受けているのがその特徴となる。そして4ドアセダンであってもATは用意されず、「あくまで5MTのみ」というのもアコードユーロRの特徴だった。

 アコードユーロRは2002年10月に2代目(CL2)へと進化し、エンジンは2.2Lから2LのK20A型 直4 2.0L DOHC i-VTECに変更。

<strong>上の写真をクリックすると初代アコードユーロRの写真が見られます!</strong>
上の写真をクリックすると初代アコードユーロRの写真が見られます!

リッター110.1馬力/2代目アコードユーロR

■2002年10月~2008年7月 K20A型2L、直4i-VTEC:220ps/21.0kgm

2代目インテグラタイプRに搭載されているK20A型に2次バランサーを装備し、静粛性を確保するとともに性能特性を変えている。トランスミッションは、アコードのグレード中唯一6速MTを搭載
2代目インテグラタイプRに搭載されているK20A型に2次バランサーを装備し、静粛性を確保するとともに性能特性を変えている。トランスミッションは、アコードのグレード中唯一6速MTを搭載

 しかし最高出力は変わらず220psをマークし、依然として「リッター100馬力超えのNA車」であり続けた。そしてトランスミッションも5MTから6MTへと変更された。

 2020年2月中旬現在の中古車相場は初代(CL1)が40万~110万円で、2代目(CL2)が50万~210万円といったところ。

 初代の流通量はやや少なめだが、2代目は今なおまずまずの数が流通中。車両価格100万円前後のゾーンに、なかなか好バランスな個体が集まっているようだ。

<strong>上の写真をクリックすると2代目アコードユーロRの中古車情報が見られます!</strong>
上の写真をクリックすると2代目アコードユーロRの中古車情報が見られます!

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