BMWにアウディ…輸入車にも教習車仕様がある!?
オシャレな輸入車ベースの教習車。「輸入車メーカーにも教習車仕様があるの?」と思うだろう。
実はアレ、自動車教習所から注文を受けたディーラーが架装業者に依頼して、補助ブレーキなど、教習車に必要な装備を装着し、使用しているのだ。
教習所としては通常の教習車仕様モデルを購入するよりコストはかかるはずだが、それ以上に「カッコいい車で練習したい」と思う免許取得予備軍が多いということだろう。
写真はコヤマドライビングスクールで使用されている教習車。コヤマドライビングスクール(http://www.koyama.co.jp/)ではアウディA3、BMW3シリーズ、X1など全4車種のなかから、好きな車を選んで教習できるコースが用意されている。
教習車に必須の専用装備とは?
まず、どの教習車仕様も備えているのが「教習指導員用補助ブレーキ」、「教習指導員用補助アウターミラー」、「教習指導員用補助インナーミラー」、そして「仮免許ブラケット(前後)」。
そのなかでちょっと面白いのが先代インプレッサG4教習車のインナーミラー。指導員用のミラーは、なんとBRZ用のフレームレスミラーを採用している。微妙にスポーティだ。
また各社で微妙に差が出るのが指導員用のフットレスト。アクセラとトヨタのコンフォートは、両足用に補助ブレーキペダルを挟んで2つ備えるが、グレイスとインプレッサG4は右足用だけを装備。
ただしインプレッサは、オプションで左足用も装着できる。
誰もが“一番最初に乗る車”は、さまざまな工夫が凝らされているのだ。
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