タフトの期待度も聞いてみた!!! ハスラー N-BOX…いま「推し」の軽はどれ!!?

■世界トップレべルの自動ブレーキ(国沢光宏 → 日産ルークス/三菱eKスペース)

 ベストカーを読まないような軽自動車を購入するユーザー層は、あまり「事故を起こさないための能力」について興味ないように思う。だっていまだに「性能低い自動ブレーキしか付いていない」ような軽が売れてますから。

 事故を起こした時のイヤな気分ときたら、最悪でしょう。特に歩行者に対する自動ブレーキ性能を最優先したらいいと考えます。

 ということで、ベストはダントツで日産ルークス。

日産ルークス/三菱eKスペース(価格:141万5700~206万6900円)※写真と価格は日産ルークス

 従来のモービルアイ製の単眼カメラも高い性能を持っていたが、新型になってレーダーも併用してきた!

 日産のレーダー、股抜き制御(2台前の急ブレーキまで対応)したり、車両の陰から出てくる歩行者をカメラより先に検知したりと、ポテンシャルをフルに引き出している。日産の技術、世界TOPだと思う。

 衝突安全性もニーエアバッグまで装備するなど、ライバルから完全にアタマひとつリードしているのだった。

 なので、私なら瞬時も迷うことなく、ルークスにします(当然ながら、三菱eKスペースもよい)。

 日産嫌いというなら、N-WGNがなんとか及第点。というかルークスのレベルが高すぎる(?)。

 でもコンパクトカーと比べても、N-WGNは優秀なほうに属す。

●次点…ホンダ N-WGN

こちらも安全装備がハイレベルな軽自動車

■世界にはジムニーでしか行けない場所がある!(竹岡圭 → スズキジムニー)

 自分で本気で買いたいチョイスだと、スズキジムニー。

スズキジムニー(価格:148万5000~187万5500円)

 林道で枝葉を引っかけないように気遣われた、ストンと出っ張りのないデザインに始まり、階段も駆け上がれちゃう勢いの走破力などなど。「世界には、ジムニーでしか行けない場所がある!」という、日本が誇れる一台ですからね。

 そう言うとね、「確かに魅力的だけど、その性能使うところないんじゃない?」とか言われがちですけど、現在ラリーに挑戦している私にとっては、ジムニーの出番アリアリなんですよ。

 雪とか泥の練習場でスタックした時なんて、あぁジムニーさえあれば……と思うことありますからねぇ~。って、本当はそういう状況下では、ジムニーの出番はないほうがいいんですけどね(汗)。

 普段使いとなると、3ドアだし、開口部は高いし、ツッコミどころはいろいろありますが、プロの道具だと思えば、なんだか納得できちゃうから不思議です(笑)。

 次点はダイハツコペン。軽なのに電動オープントップって、贅沢さの極み、これがいいじゃないですか。

 コペンのなかでも走りのネガを克服したGRスポーツなら、クルージングも攻めの走りも、ひと粒で2度楽しめちゃう。世界に誇れる高レベルのオシャレモデルさんですよね。

●次点…ダイハツコペン

3タイプどれも推すが、予算ある方はトヨタのGRスポーツがベスト

■穏やかな乗り心地と静粛性の高さ!(片岡英明 → ホンダ N-WGN)

 軽自動車の世界は技術革新が進んでいる。だから基本設計の新しいクルマがおすすめだ。ボクの推しの一台はホンダのN-WGNである。

ホンダ N-WGN(価格:129万8000~182万7100円)

 人気のスーパーハイトワゴンじゃないが、快適性能は一級だ。穏やかな乗り心地とクルージング時の静粛性の高さは、1Lクラスの登録車を凌駕するほどの性能。

 インテリアも魅力的だ。テレスコピック機構を持つステアリングとシートアジャスターが装備されているから、ベストポジションを取れ、視界もいい。

 上級グレードに装備されるシートヒーターや電動パーキングブレーキ、シーケンシャルウインカーも使ってみると病みつきになる。

 さらに、後席フロア下の収納トレイや、2段式のラゲッジルームも親切設計だ。

 走りの実力は、ターボ車でなくても高いレベルにある。軽やかに回り、NAエンジンでも非力ではない。安心感のある落ち着いたハンドリングや、軽快なフットワークも魅力といえるだろう。そして、先進安全装備も充実している。

 次点は発売されたばかりのスーパーハイトワゴン、eKクロススペースだ。

 パッケージングは絶妙で、前席だけでなく後席でも快適である。高速道路でも不安感なく走れるし、先進安全装備も軽自動車としては最高レベルだ。

●次点…三菱eKクロススペース

力強いフェイスと快適空間がいいんです

次ページは : ■人気カテゴリーで異彩を放つ!(岡本幸一郎 → 三菱eKクロススペース)

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