■人気カテゴリーで異彩を放つ!(岡本幸一郎 → 三菱eKクロススペース)
推し軽はeKクロススペース。ポイントはもちろんデザイン。広くて便利なスーパーハイトワゴンはどれも人気があるけど、どうしても似たような感じになりがち。ところがeKクロススペースだけはこのとおり!
乗るたびにこのデザインを楽しめるから、より所有する喜びも高まるってもんだ。
「プレミアムインテリアパッケージ」という上級グレードが見せるクオリティの高さも、軽自動車でここまでやるか! と思わずにいられないほど。もちろん広さも使い勝手も申し分なし。クラス最長のリアシートスライド量のおかげで、小さな子どもを乗せた時も助かる。
さらには出来のよい「マイパイロット」のおかげで少々の遠出もぜんぜん苦にならない。見た目も中身も魅力満載の、軽自動車界でもっとも異彩を放つ一台に違いない。
次点はガラリと変わってN-WGNだ。こちらは逆に万人向けのキャラクターとまとまりのよさが魅力。控えめながらオシャレな雰囲気がイイよね。
センタータンクレイアウトのおかげで荷室フロアが低いのも便利だし、とにかく驚いたのが走りの完成度の高さ。素晴らしい仕上がりだ。
これなら次期N-ONEも期待できそう。現行型はぜんぜん売れていないけど、実はN-ONE、内心ずっと応援しているんだよね……。
●次点…ホンダ N-WGN
■愛されるオッサンになれるクルマ(清水草一 → ダイハツ ムーヴキャンバス)
なんてったってムーヴキャンバス! 抱きしめたいほどカワイイし、大好きです!
ムーヴキャンバスって、考えてみりゃすべての条件を兼ね備えた軽自動車じゃないだろうか。ハイトワゴンだけどスーパーハイトじゃないから、重心はそれほど高くない。
だから足回りをフンワリ柔らか~くできて、癒し感満点。スペースユーティリティはほどほどだけど、スライドドアを採用しているから、子どもにもお年寄りにも優しくて便利。
そしてそして、なによりの推しポイントはそのデザイン! VWバス(タイプII)をモチーフにしたと思われるけど、決してまんまパクリじゃない。ほのかにイメージさせる程度で、実にほのぼの癒し系。
カラーリングがまたステキ! オッサンもかわいくなれそう! ムーヴキャンバスに乗って、愛されるオッサンになりたいっ!
次点はアルトラパンですね。これまた抱きしめたいほどカワイイ! あれはもう子犬や子猫そのもの! 抵抗できないかわいさです。
なぜかカワイイ系ばかりになってしまいましたが、この2台のかわいさは決して付け焼刃の企画モノじゃない。本質からカワイイと思うのです! すさまじくカワイイ! ここまでくるとひとつの文化だ。世界に誇るカワイイ軽だ! ばんざ~~~~~い。
●次点…スズキアルトラパン
■忘れてませんかこのクルマを!(渡辺陽一郎 → ダイハツ ミラトコット)
背の低い軽自動車は車内が狭いといわれるが、ミラトコットは意外に広い。身長170cmの大人4名が乗車して、後席に座る乗員の膝先空間は握りコブシ2つ分だ。1つ半のカローラツーリングやマツダ3を上まわり、長距離移動でなければ家族でも乗車できる。
装備も充実しており、X・SAIIIには、歩行者も検知できる衝突被害軽減ブレーキ、サイド&カーテンエアバッグ、バイアングルLEDヘッドランプなどを標準装着。
価格は124万3000円だから、タントXよりも約25万円安い。装備の充実度を考えると、ミライースと比べて実質4万円高い程度だ。
車両重量は720kgで、タントよりも180kg軽く、動力性能に余裕がある。JC08モード燃費は29.8km/Lで、タントの27.2km/Lに比べても優れている。
次点はアルトラパン。ミラトコットより割高だが、インパネをテーブル風に仕上げて引き出し式の収納設備も備わるなど、自宅にいるようなリラックス感覚を味わえる。
外観では下まわりにブラックの樹脂パーツも備わり、クロスオーバー風の味付けも。ベージュの外装色には渋い雰囲気も感じる。ミラトコットを含めて女性向けターゲットを脱却しており、そこに新鮮味を感じる。
●次点…スズキアルトラパン
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