■三菱 初代A150系 ミラージュ1978年(← 6代目 ミラージュ)
●8速として使用できる4速MTに驚かされた
ミラージュは三菱初のFF2ボックスカーとして1978年に誕生した。3ドアハッチバックのクリーンなデザインは海外でも評判がいい。ホイールベースを80mm伸ばした5ドアもキュートなデザインだ。エンジンは1.2Lと1.4Lに加え、1.6Lの直列4気筒が登場している。トランスミッションのハイライトはスーパーシフトと呼ばれる副変速機付きの4速MTだ。
初代ミラージュは話題に欠かない。スーパーシフトに加え、クラス初のFF車用3速ATを設定している。また、このクラスに初めてターボ車を導入したのもミラージュだった。2012年夏に復活したが、これはタイで生産され、日本に送り出されているコンパクトハッチだ。デビュー時は1Lの3気筒エンジンを積んでいたが、現在は1.2Lになり、余裕を増している。
・現行型を“100”とした場合のご先祖の偉大度…150
【番外コラム】あの復活スポーツモデルの偉大度は?
「車名復活」といえばスポーツモデルも忘れてはならない存在。スープラは先に紹介しているので、ここでは86、GT-R、NSXの3車について「ご先祖の偉大度を100とした場合の、現行の偉大度」を片岡英明氏に聞いてみた。それが下の表だ。
評価の理由として片岡氏は「GT-Rは登場から12年以上が経過しても一線級の実力を持っている。86は性能こそどんどん進化しているけど、AE86ほどのカリスマがない。NSXは重すぎる。初代ほど開発者の熱意も感じられない」とコメント。スポーツモデルの車名復活は、難しい要素が多いのだ。
【画像ギャラリー】「懐かしい!」から「こんなのあったっけ?」まで!!! 復活車たちの“ご先祖さま”たちをギャラリーでチェック!!!
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