ジムニー スイフト アルトワークス …スズキの100年記から選ぶ 殿堂入り名車ランキング2020

■6位 初代ワゴンR(1993年)

6位 初代ワゴンR(1993年)

 室内が広く、着座位置も高いハイトワゴンスタイルを採用して、軽自動車の主流を変えた革命的モデル。幅広い層の人気を集め大ヒットした。

■7位 初代アルトワークス(1987年)

7位 初代アルトワークス(1987年)

 2代目アルトをベースに、64ps/7.3kgmを発揮する543cc直3ターボを搭載して登場。FFと4WDを用意。ハイパワー軽ターボブームを現出した1台。

■8位 初代アルト(1979年)

8位 初代アルト(1979年)

 徹底的に無駄を省いたクルマ作りと非課税だった商用車登録とすることで、47万円という驚異的な低価格を実現。大ヒットした初代モデル。

■9位 初代スイフトスポーツ(2003年)

9位 初代スイフトスポーツ(2003年)

 初代スイフトをベースに、オーバーフェンダーなどの専用エアロ、専用チューニングの1.5Lエンジンや足回りを採用したスポーツモデル。

■10位 初代スズライトキャリイ(1961年)

10位 初代スズライトキャリイ(1961年)

 スズライトの本格的な軽商用車。トラックとライトバンのボディタイプがラインナップされ、空冷2ストロークの直列2気筒エンジンを搭載した。

*   *   *

■1位ジムニーは国宝級だ(松田秀士が選ぶ10台)

 1位ジムニーは言うまでもなく軽オフローダーとして現行モデルまでブレないモデル。国宝級だね。2位フロンテクーペ。ボクはホンダZオーナーだったので、このクルマのパワーとダッシュ力、そしてRRという魅力的なレイアウトが羨ましかった。4位のスイフトスポーツはコストバリューも含めてスズキにしかできないスポーツモデルだ。

 5位現行型アルトワークスの軽快感と一体感のあるハンドリングはひとつの頂点。6位の現行型SX4 Sクロスはハンガリーからの逆輸入モデルだが、このクラスのSUVのなかでも操安性、静粛性、悪路走破性、そしてこれらを満たしたうえでのコストバリュー、どれもバランスの取れた優秀作。10位イグニスはデザインよりもハンドリングの素晴らしさを評価した。

1位 初代ジムニー
2位 初代フロンテクーペ
3位 初代スズライトキャリイ
4位 現行スイフトスポーツ
5位 現行アルトワークス
6位 現行SX4 Sクロス
7位 3代目フロンテ
8位 マイティボーイ
9位 アルトハッスル
10位 現行イグニス

■常識破りに挑む社風が生み出した傑作たち(片岡英明が選ぶ10台)

 自動織機の世界に新風を吹き込んだスズキは常識破りに挑む社風があり、逆転の発想を得意とする。ワゴンRは背を高くしてキャビンスペースを広げた傑作だ。初代アルトも税制を逆手に取り、ボンネットバンの市場を開拓した。破天荒なクルマ作りは世界最小の本格派クロカン4WDのジムニーも生み出している。特に2代目は20年近く第一線で活躍した優れモノだ。

 ライバルに先駆け、軽自動車に3気筒エンジンを持ち込み、キュートなデザインで走り屋を魅了したのがフロンテクーペだ。FF方式を採用したスズライトSFは早すぎたため売れなかったが、秀作である。ありそうでなかったソリオも他メーカーが真似をするほどの傑作ワゴン。ライバルを慌てさせた高性能ミニのアルトワークスも凄かった。 

1位 初代ワゴンR
2位 初代アルト
3位 2代目ジムニー
4位 フロンテクーペ
5位 スズライトSF
6位 初代ソリオ
7位 2代目アルトワークス
8位 初代エスクード
9位 2代目スイフト
10位 ツイン

次ページは : ■バランスよしカッコよしのカプチーノで議論の余地なし!(国沢光宏が選ぶ10台)

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