アリア、フェアレディZ…キムタクのCMに出てくる日産の名車が欲しい

アリア

2021年中盤の発売が明らかにされた日産アリア。価格は500万円程度からとなる。ボディサイズは全長4595×全幅1850×全高1655mm
2021年中盤の発売が明らかにされた日産アリア。価格は500万円程度からとなる。ボディサイズは全長4595×全幅1850×全高1655mm

 夜明け前の映像としてTV CMのトリを飾るのが、2020年7月に正式発表された日産の新たな電気自動車(EV)であるアリアだ。

 2021年中盤の発売が待たれるアリアは、先んじて日本市場で発表されたコンパクトEVであるホンダeには日本市場での導入時期で後れを取ったものの、こちらは欧州では激戦区といえるミドルクラスに投入される(当然500万円“から”と予定価格は高めの設定)。

 EVでは、ことさら一充電航続距離が注目されがちだが(最長公表値は610km)、1モーターで前輪、もしくは2モーターで四輪を駆動するシステムと4輪の制動力と前後駆動力の制御によって生み出されるシャシー性能がどれほどのポテンシャルを備えるのか注目される。

 65kWh仕様と90kWh仕様があり、それぞれに2WDと4WDが設定される。65‌kWh仕様の2WDは160kW(217ps)、300Nm(30.6kgm)、もっともハイパワーの90‌kWh仕様の4WDだと実に290kW(394ps)、600Nm(61.2kgm)という高出力。航続距離は仕様により430~610kmとなる。

 日産は先の決算発表会で「A to Z」として、アリアから新型Zに至るまでの近い将来のニューモデルの発表を謳っている。

 日産がブランドイメージを再び構築するうえで、全力を傾けていく必死の思いが、このTV CMから伝わってくることは間違いない。

 後はこの先登場してくるニューモデルが、日産ファンの心を捉えられるかどうかに注目したい。

【画像ギャラリー】キムタクが乗った”日産座間記念庫”に保存されている名車達

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