■三菱エクリプスクロス
ビッグマイチェン:2020年12月4日
総評/大きく変えた割には地味
デザインチェンジ成功度/75点
大きな変更はふたつある。ヘッドライトをダイナミックシールド上部から、デリカD:5のようにサイド部へ。テールは、PHEVモデル導入による全長の延長に伴ってテールゲートを一新し、かつてのシトロエンC4的なダブルリアウィンドウから、レクサスRXっぽいごく普通のものになった。
これだけ大きく変わった割に印象が変わらないのは、やっぱり顔がそれほど変わってないように見えるからでしょう。新型のヘッドライトは、もともと補助ランプに見間違えるだまし絵みたいなものなので。後ろはまるで別のクルマになったけど、逆に個性は薄まった。
総合的には、決して悪くないけれど、特にカッコよくもなってないです。
■番外編
最後に番外編として、フルモデルチェンジでメカを最新にアップデートしたにもかかわらず、デザインをほとんど変えなかったホンダN-ONEについてひと言。
「英断だ!」
確かにデザインは、どこが変わったかわからない。
しかし、N-ONEのようなシンプルなレトロデザインは、無理に変えようとしてもうまくいかない。もはや量販を目指さず、ホンダのアイコンとして継続して行こうという意思だろう。
これで「デザインの魅力度がじわっと大幅アップ!」だったら大絶賛だったんだけどなぁ。でも、このままこの姿勢を20年くらい継続してほしい! ロードスターみたいに。
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