1位はなんとあのオープンカー?? プロが選ぶ現行国産車「最もいいクルマ」ランキング2020年版


■3位 日産 GT-R(128ポイント)

 世界に誇れる、世界が認める日本発スーパーカー。GT-Rは2007年のデビューと13年経過するが、毎年のように改良を重ね、性能に磨きがかけられ、ひとつの“極み”となったのが現在の2020年モデルだ。

 搭載エンジンは3.8L、V6ツインターボのVR38DETT。2007年デビュー時の最高出力が480psで、現在のモデルは570psを発生。それだけでも熟成と進化を感じられる。

 4WDシステムはアテーサE-TSの改良版が採用され、サスペンションセッティングも改良。速さや応答性の違いを感じながら楽しめる。

3位 日産 GT-R(128ポイント)…全長4710×全幅1895×全高1370mm、ホイールベース2780mm、車重1770kg、V6・3.8Lツインターボ、570ps/65.0kgm、WLTCモード燃費7.8km/L、1232万9900円(プレミアムエディション)
日産 GT-R。世界のどのスポーツにも似ていないというスタイルはリアにも感じられる

●西川 淳の評価

 飽きずにGT-Rを推す理由はシンプル。デビューから13年経った今もまだ進化し続けた結果、プレタポルテで世界の高性能モデルたちと張り合えるいまだに唯一の国産車だから、だ。

 ミッションは古めかしいし、エンジンの社会的賞味期限も尽きようとしているけれど、それでもパフォーマンスが超一級であることは誰もが認めるところだろう。

 先はそんなに長くないとは思うけれど、作り続けられるかぎり日本車No.1に居座るんじゃないかと僕は思っている。

 ホントは1位の座をもぎ取るモデルに出てきてほしいよナァ。じゃないと、ツマラナイよ。

●石川真禧照の評価

 世界に通じるスポーツカーとしてGT-Rは充分に通用する資格を持っている。個人的にも欲しいクルマ。

 GT-Rはデビューした時から毎年、一度はハンドルを握ってきた。そして、毎年、その進化に感心してきた。

 動力性能だけではなく、乗り心地や扱いやすさを追求する開発姿勢は、今では世界のスポーツGTカーをリードしていると言っても過言ではない。

 そんなクルマが身近にあることに、日本人は誇りを持ってほしい。だから1位はGT-Rを選んだ。

日産 GT-R。明るめのグレー基調の内装
日産 GT-R。手組みで作られる3.8L、V6ツインターボ。匠の技がにじみ出る仕事ぶりだ。570psを体感すべし
もちろん、GT-R2020年モデルにもNISMOはあり、600ps/66.5kgmとさらに出力アップ! 踏めばモリモリとパワーがあふれる! 

●評価…石川真禧照1位、片岡英明5位、国沢光宏4位、斎藤 聡4位、佐藤篤司7位、清水草一4位、中谷明彦8位、西川 淳1位、諸星陽一5位、渡辺敏史4位

■4位 ホンダ ホンダe(125ポイント)

 今年登場した超注目モデル。ホンダ初のピュアEVは「シティコミューター」的感覚で、航続距離は283kmと割り切っている。

 が、走りは目を見張るものがあり、32.1kgmというモータートルクでグイグイ押し出すような特有の加速感が楽しい。

 RRレイアウトにより小回りが利き、リアに重いモーターを置くことで前後重量配分は50:50。デジタルサイドミラーが標準装備など新たな時代に乗る感覚を味わえる。

4位 ホンダ ホンダe(125ポイント)…全長3895×全幅1750×全高1510mm、ホイールベース2530mm、車重1540kg、モーター、154ps/32.1kgm、一充電航続距離(WLTCモード)259km、495万円(アドバンス)
ホンダe。一歩先を感じさせるインパネには液晶パネルが左右に広がる。左右はサイドミラーからの後方映像だ

●塩見 智の評価

 久々に登場した我々(以上の)世代が考える“ホンダならでは”のクルマだ。古今東西の他のどのモデルにも似ておらず、量産EV史上最も魅力的なスタイリングだ。

 走らせて楽しくもある。必要最小限の航続距離でよいと割り切った結果、回生に不利な後輪駆動を選ぶことができ、キビキビした走りを手に入れた。笑えるほど小回りも利く。

 多くを求めすぎて中途半端になっていないのがよい。

初代シビックをオマージュしたというスタイルで、全長3895mmというコンパクトモデル。高いシャシー性能でクルマの動きや乗り味も上質。急速充電30分で約200km走行分の充電が可能だ

●評価…飯田裕子1位、石川真禧照6位、佐藤篤司1位、塩見 智1位、鈴木直也6位、諸星陽一7位、吉田由美2位、渡辺敏史5位

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