■6位 スズキ ジムニー(92ポイント)
2018年登場の4代目だが、堂々6位に選出!
ラダーフレームシャシーを継続採用し、悪路走行に重きを置く。コンセプトにブレはない。ドライバーの使いやすさを考え、副変速機はレバー式に戻されたのも注目点。
街中でも絵になるのがこのクルマの魅力だ。
●竹岡 圭の評価…王室御用達4×4専門メーカーのあのクルマよりも、軍用車として活躍してきたあのクルマよりも、ボディサイズと軽さを生かし、世界中の道なき道を走破できるクルマですからね。今年はAWD性能を謳ったものも多かったので、あえて2年連続で1位で選びました。
●渡辺敏史の評価…1位に挙げたロードスター同様、他所では絶対真似できない価格と信頼性でマイクロクロカンを作り続けて今年50周年。日本の隅々にまで行き届くサイズと走行性能に、今や日常のアシとしても通用する扱いやすさや快適さも備えています。偉大な日本車です。
●評価点…大井貴之8位、小沢コージ8位、片岡英明7位、斎藤 聡8位、塩見 智8位、清水草一3位、竹岡 圭1位、渡辺敏史2位、渡辺陽一郎4位
■7位 トヨタ ヤリス(88ポイント)
グローバル名で誕生したヴィッツ後継モデル。フロント以上にリアスタイルの斬新なデザインが目を引く。
フィットより後席は狭いが、驚くべきは走りと実燃費。1.5Lエンジンと1.5L+モーターのハイブリッドがあるが、後者は一般道で実燃費40km/Lを計測するほどの“燃費モンスター”だ。
●鈴木直也の評価…Bセグはコスト的に厳しいセグメントだが、ヤリスはそこに120%のパフォーマンスをぶつけてきた。プラットフォーム一新、ハイブリッド大幅改良、デザインも大胆に……。参りましたと言うしかないですね。
●清水草一の評価…乗ればわかることだけど、これだけ軽快に走って、これだけ燃費がいいクルマは世界中探しても他にない! 環境負荷の軽さはEVに負けてない。それでいて値段はEVより断然安い。現時点ではこれが世界一のエコカーっしょ!
●評価点…飯田裕子4位、小沢コージ9位、片岡英明3位、塩見 智6位、清水草一2位、鈴木直也2位、諸星陽一3位
■7位 トヨタ RAV4(PHV含む・88ポイント)
新開発TNGAプラットフォーム採用で生まれ変わり、2L NAの「アドベンチャー」グレードもハイブリッドモデルも高い評判。今年追加されたPHVは走りの実力も高評価。
●岡本幸一郎の評価…まずカッコイイ! このデザインだけでも充分に魅力的。加えて、実用性も走りの仕上がりもそつがない。ダイナミックトルクベクタリング付きならよりハンドリングを楽しむこともできる。しかもお値段控えめ。これ以上の選択肢はない。
●石川真禧照の評価…最近のクルマの動向を見るとEVやPHVが注目を浴びている。PHVの場合、モーターでどの程度走れるかがポイントだとボクは考えている。そんななか、RAV4 PHVのEV走行95kmはリッパだ。
●評価点…石川真禧照2位、大井貴之7位、岡本幸一郎1位、国沢光宏3位、斎藤 聡10位、塩見 智4位、松田秀士5位、渡辺陽一郎10位
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