1位はなんとあのオープンカー?? プロが選ぶ現行国産車「最もいいクルマ」ランキング2020年版


■5位 ホンダ フィット(124ポイント)

 今年登場の4代目はベーシック、ホーム、クロスターなど5つのタイプをラインナップ。

 すべてに1.3Lガソリンと1.5Lベースの2モーターハイブリッドを設定し、4WDもある。グレードが実に多彩だ。

 初代からのコンセプトは変わらず、「心地よさ」がテーマ。それは自慢の室内空間の広さや視界の広さ、運転のしやすさで感じられる。コンパクト万能モデル、といえる。

5位 ホンダ フィット(124ポイント)…全長3995×全幅1695×全高1515mm、ホイールベース2530mm、車重1090kg、直4・1.3L、98ps/12.0kgm、WLTCモード燃費20.2km/L、171万8200円(ホーム/FF)
ホーム(上)と、クロスオーバーモデルのクロスター。ハイブリッドはモーター走行が主体の2モーター方式のe:HEVへ変更し、実燃費が向上。WLTCモードは29.4km/Lだ

●渡辺陽一郎の評価

 フィットは全長が4m以下で、全高も立体駐車場を利用しやすい高さだから、街中での使い勝手は抜群だ。

 燃料タンクを前席の下に積む独自設計で荷室の床も低く、後席を畳むと大容量の空間が広がる。後席の足元空間も広く、居住性はミドルセダン並みだ。

 最近はエクステリアの見栄え重視で視界を悪化させる車種が増えたが、フィットは新型になって視界を向上させた。

 加えてハイブリッドや安全装備も進化。ホームグレードを新車で買い、10年以上使うと、日本で最も買い得なカーライフをファミリーで満喫できる。だから私は1位で推す。

●評価…飯田裕子3位、岡本幸一郎3位、片岡英明2位、塩見 智5位、清水草一8位、鈴木直也3位、西川 淳8位、諸星陽一2位、渡辺陽一郎1位

■6位 スズキ ジムニー(92ポイント)

 2018年登場の4代目だが、堂々6位に選出!

 ラダーフレームシャシーを継続採用し、悪路走行に重きを置く。コンセプトにブレはない。ドライバーの使いやすさを考え、副変速機はレバー式に戻されたのも注目点。

 街中でも絵になるのがこのクルマの魅力だ。

6位 スズキ ジムニー(92ポイント)…全長3395×全幅1475×全高1725mm、ホイールベース2250mm、車重1030kg、直3・0.66Lターボ、64ps/9.8kgm、WLTCモード燃費16.2km/L、161万1500円(XL・5MT)
エクステリア同様、新しさがちりばめられたインパネ。独立したタコメーターと速度メーターもいい。信頼性高いパートタイム4WDと堅牢なラダーフレーム。ジムニーの悪路走破性は4駆自慢の輸入車勢にも負けない。それでいて見切りがよく軽規格サイズ。世界中にファンが多いのも納得

●竹岡 圭の評価…王室御用達4×4専門メーカーのあのクルマよりも、軍用車として活躍してきたあのクルマよりも、ボディサイズと軽さを生かし、世界中の道なき道を走破できるクルマですからね。今年はAWD性能を謳ったものも多かったので、あえて2年連続で1位で選びました。

●渡辺敏史の評価…1位に挙げたロードスター同様、他所では絶対真似できない価格と信頼性でマイクロクロカンを作り続けて今年50周年。日本の隅々にまで行き届くサイズと走行性能に、今や日常のアシとしても通用する扱いやすさや快適さも備えています。偉大な日本車です。

●評価…大井貴之8位、小沢コージ8位、片岡英明7位、斎藤 聡8位、塩見 智8位、清水草一3位、竹岡 圭1位、渡辺敏史2位、渡辺陽一郎4位

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