■どうしてタクシー仕様に?
昔から昭和や平成初期などのノスタルジックなタクシーが特に好きだった中田さんは、所有していたR34を売却後、130クラウンを購入しタクシー仕様にすると、知り合いが所有する色違いのコロナを見て一目惚れしたという。
そして、ある日ネット上に出品されているのを見つけ、落札したのが入手の経緯である。
そこから、シャコタン仕様だったこの個体を中田さんひとりでタクシー仕様にまで仕上げてきた。
タクシー独自の料金メーターや空車表示灯などの装備品は、収集したものを取り付けており、当時のタクシーならではのステッカー類も、氏が当時の写真資料をもとに作ったものだ。
当時のタクシーが好きで、ひとりでここまで仕上げてきたという熱い思いを持つ中田さん。
今日も昭和の雰囲気を纏いながら、街のどこかを元気に走っている……。
※本記事で取り上げた「上尾ハイヤー」は、埼玉県上尾市に実在する「上尾タクシー」さんとは別会社です。くれぐれもご注意ください。
コメント
コメントの使い方