令和を走り続ける懐かしい昭和のタクシー「上尾ハイヤー」って一体なに??


■どうしてタクシー仕様に?

 昔から昭和や平成初期などのノスタルジックなタクシーが特に好きだった中田さんは、所有していたR34を売却後、130クラウンを購入しタクシー仕様にすると、知り合いが所有する色違いのコロナを見て一目惚れしたという。

これが「上尾ハイヤー」が運用する1991年製トヨタ コロナ(YT140)だ!
室内空間はまさに昭和当時のタクシーそのもの。よく見ると運転席背後に料金表も備わる

 そして、ある日ネット上に出品されているのを見つけ、落札したのが入手の経緯である。

 そこから、シャコタン仕様だったこの個体を中田さんひとりでタクシー仕様にまで仕上げてきた。

 タクシー独自の料金メーターや空車表示灯などの装備品は、収集したものを取り付けており、当時のタクシーならではのステッカー類も、氏が当時の写真資料をもとに作ったものだ。

タクシーになくてはならない料金メーター、レシートプリンターなどの装備品もすべて自分で取り付けているという。トランスミッションは5MTだ
タクシー独特のステッカー類はなんとオーナー自ら資料を調べ自作している! 時代考証もバッチリだ

 当時のタクシーが好きで、ひとりでここまで仕上げてきたという熱い思いを持つ中田さん。

 今日も昭和の雰囲気を纏いながら、街のどこかを元気に走っている……。

空車表示灯の裏にはちゃんと運転手証も。もちろん事業者名は「上尾ハイヤー」だ

※本記事で取り上げた「上尾ハイヤー」は、埼玉県上尾市に実在する「上尾タクシー」さんとは別会社です。くれぐれもご注意ください。

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