アストンマーティン ヴァンテージF1エディション
アストンマーティンのF1復帰を記念し、F1の公式セーフティカーとしても登場するのが、このヴァンテージF1エディションだ。
重量配分は50:50、アルミニウム製のボディ構造で、乾燥重量(ガソリンやオイルを抜いた機械の重さ)は1570kg。車重はちょっぴり重たいが、4.0リッターのV8ツインターボエンジンの猛烈なパワーで軽々と走らせる。
このエンジンは、ベースのヴァンテージに対して最高出力は25ps増の527ps、最大トルク685Nmを発生。ZF製 8速オートマチックトランスミッションの組み合わせで、最高速度は314km/h、0-100km/h加速は3.6秒を誇る。F1チームからインスピレーションを得たという、独自のエアロダイナミックボディキットを備えている。
車両価格は14万2000ポンド(約2200万円)。F1の公式セーフティカーとしても登場するというから、わりと目にする機会のあるスーパーマシンかもしれない。
ブガッティ ラ・ヴォワチュール・ノワール
1100万ユーロ(約14億円)という、もはや異次元の価格で登場したのが、ブガッティの「ラ・ヴォワチュール・ノワール」だ。ブガッティ設立110周年を記念し、同社のシロン(約3億円)をベースに、ワンオフモデルとして製造される。ちなみに、「La Voiture Noire」とは、フランス語で「黒いクルマ」という意味だ。
排気量8.0リットルW16気筒4ターボエンジンをミッドシップする。最高出力は1500ps(1103kW)、最大トルク1600Nm(163kgm)もの数値をたたき出す。宙を舞うモンスタートラックと同じようなパワーだ。
ブガッティによると、このクルマをいよいよ顧客へむけて出荷するという。世界には、クルマへ14億円も出せる顧客がいるということだ。
マクラーレン アルトゥーラ
2021年2月に発表されたマクラーレンのハイパフォーマンス・ハイブリッド・スーパースポーツカーが、「アルトゥーラ」だ。
その特徴は、ハイブリッドに特化した、新しいプラットフォーム「MCLA(マクラーレン・カーボン・ライトウェイト・アーキテクチャー)」を採用したことにあり、システムの合理的配置によって、最大限の軽量化を実現しているところだ。
プラグインハイブリッドの機能も備えており、バッテリーへにフル充電することで、EVモードで最長30kmの距離を、CO2排出量ゼロで走行することができる。そのときの最高速度は130km/hに及ぶ。
ミッドシップする新開発の3.0リッターV6ツインターボガソリンエンジンの最高出力は585ps。ここに、95psと225Nmを発揮するEモーターを組み合わせ、合計で680psと最大トルク720Nmを達成、8速DCTとの組み合わせとなる。0-100km/h加速は3.0秒と、驚異的な加速を生み出す。
日本での価格は約3千万円。今回のラインアップからするとお買い時にも思えてしまう。
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