上海モーターショー2021で、SUVのクラウンクルーガー、ミニバンのクラウンヴェルファイアが発表され、日本人を驚かせてくれた。
でもなぜ中国でクラウンなのか? 実はクラウンは1960年代から中国に輸出され、彼の地での絶大なるブランドイメージを確立していた。
“していた”と過去形なのは、ここ数年はその名声も薄れ、単なる「オヤジグルマ」と認識されているらしいからなのだが、そこで一汽トヨタは、「クラウンブランド」の復権のためにクラウンクルーガーを出展したのだという。
目論見通り(?)、クラウンクルーガーについては、中国でも話題になっているようだ。
そこで本企画では、「クラウンブランド」のさらなる発展のため、「クラウン+絶版車名」のクルマについて提案。
その提案モデルについて、自動車評論家 渡辺陽一郎氏がその実現度、そして売れるかどうかについて考察していく。
※本稿は2021年5月のものです
文/ベストカー編集部 実現度チェック/渡辺陽一郎 写真/TOYOTA、ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』 2021年6月26日号
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