RX-8 ジェイド…名車&珍車が続々登場!! 一代限りで消えたクルマたち 5選


セダンに新たな価値観を加えた「トヨタプログレ」

 「小さな高級車」というキャッチコピーで1998年に登場したプログレ。5ナンバーサイズのセダンでありながら、その中身はセルシオにも匹敵するこだわりの内装、かつ2.5L/3.0L直列6気筒エンジンのラインアップのみという本物志向のパッケージングで登場したクルマだ。

5ナンバーサイズと、狭い駐車場でも扱いやすいサイズでありながら、豪華装備を誇っていた

 インパネやドアトリム、コンビステアリング、シフトノブなどは、木目「調」ではなく本物のウォールナットやバーズアイメイプル、サペリマホガニーを用意し、シート表皮には本革を採用。

 その他にも、高級オーディオやレーダークルーズコントロールの搭載、全色5層コート塗装など、誰が乗っても「いいクルマ」と評価できる素晴らしい仕上がりのクルマだった。

 しかしながら、カローラとほぼ同じサイズでありながらFR のため車内は狭く、クラウンと同価格帯であったこと、保守的なデザイン、セダン人気に陰りが出ていた時代であったことなど、残念ながら、プログレには不人気車になる要因が揃ってしまっていた。

 しかしながら、日本の狭い道路でも扱いやすい本物志向のクルマ、という意味では価値ある一台といえよう。

この豪華な内装は、プログレ最大の魅力。2007年に9年の歴史に幕を閉じた

「売れないクルマ」はもう登場しない!?

 近年、自動車メーカーでは、ビッグデータの活用や次世代アーキテクチャの導入により、開発費用を抑えつつ「売れるクルマ」をリリースすることが可能になってきている。ここで取り上げたような個性的なモデル、面白いコンセプトのクルマは、今後は、もう登場することはないのかもしれない。

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