■インターアライド社 営業部の方にインタビュー!
──少数派のミニカーを販売するようになったのは、いつ頃からでしょうか?
2007年よりレジン製(プラスチック系樹脂)ディスプレイミニカーをシリーズ化しました。この頃のミニカーはダイキャスト(金属)製が主流でした。
ダイキャスト製は金型費用などの開発費や最小量産数などの制約もあり、ひとつの車種を製品化するために費用も時間もかかる場合がありますが、レジン製の場合は製品化までのスピードも最小量産数も、ダイキャスト製ミニカーと比べると圧縮が可能です。
それならば、隠れた名車を製品化しよう、という流れになりました。
少量生産が可能なため、大手メーカーならば(販売数が見込めない)リスクが伴うような、これまで製品化されていないモデルを積極的にミニカー化し、弊社のブランドの方向性としました。
──商品化する車種の選択方法(理由など)はどのようなものでしょうか?
他社メーカーでは製品化されることのないようなマイナーな名車、商用車やキャンピングカーなど「どうせならば面白いミニカーを作ろう!」といった理由が一番大きいかもしれません。
──過去、特に人気のあったミニカーにはどんなものがあったでしょうか?
現在では『頭文字D』の劇中に登場する車両を再現したミニカーシリーズです。また、マツダ第6世代車種に関してもダイキャストミニカーシリーズとして製品化し、こちらもファンの方からご好評いただいております。
──主な購買層(年齢層など)がわかれば教えてください。
いわゆるネオヒストリックカー(1980~1990年代)の車種が多いので、30~50代くらいの方々だと考えています。
──今後、どのような商品を予定されていますか?
今後も「これまでミニカー化されていない名車を忠実に再現」していきます。製品化に関するリクエスト企画も一年に一度、弊社SNS上で展開しています。ファンの方からのご意見も積極的に受け付けていますので、よろしくお願いいたします。
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歴史に残るほどではないかもしれないが、クルマ好きの心に残っているクルマは山ほどある。そんなクルマを積極的にミニカー化してくれている「ハイ・ストーリー」の動きにこれからも注目したい。あなたの今の愛車、過去の愛車も見つかるかもね!
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