や…安いー! 性能のわりにメチャ安で超お買い得な狙い目中古車 6台

トヨタ・ヴォルツ(発売年月:2002年8月、中古車平均価格:50万円前後)

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ステーションワゴン、SUVとミニバンの良いとこ取りをした新ジャンルのクルマということで鳴り物入りでデビューしたヴォルツ。走って、使えて178万8000円~205万2000円というリーズナブルな価格も魅力だった

 空前のアウトドアブームに沸く昨今。ならば、クルマもSUVが欲しい。でも、最近のSUVはどれも似たり寄ったりでつまらないとお嘆きの人がいたら、トヨタと米国・GM社との共同で企画・デザインされたヴォルツはいかがだろうか? 

 エンジンは190psの2ZZ-GEと132/125psの1ZZ-FEの2種類を展開し、よりスポーティな2ZZ-GE搭載車には電子制御式の4ATと小気味良い走りが味わえる6MTを採用することで走りの楽しさも追求したヴォルツ。サイズは全長がコンパクトクラスながらもワイドトレッドとミニバン並みの室内高によって、ゆとりある室内空間を実現。アグレッシブさをアピールする特徴的なフロントグリルやスポーティさとワイド感を両立したフロントバンパーも存在感を発揮した。

 2003年2月にはシルバーメタリックの外板色にボディと同色のカラードバンパー&クラディングパネルを採用した限定500台の特別仕様車(S シルバーエディション)も発売。そんなヴォルツの中古車平均価格は50万円前後。古いものは20年選手となるだけに、いざ購入となると二の足を踏んでしまうのは致し方ないところだが、わずか1年8カ月で姿を消した短命のクロスオーバーSUVなだけに個性を重んじる人には、むしろアリな選択かも!

日産・AD-MAXワゴン(発売年月:1992年4月、中古車平均価格:90万円前後)

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商用車と侮るなかれ! コンパクトなボディサイズにも関わらず、積載力は抜群。欧州車ではよく見られるものの、国産車では稀なフルゴネットタイプの車両は使い勝手抜群

 日産のADは、1982年10月から続く伝統の商用車。現在も4代目の販売が続けられているが、1990年10月のフルモデルチェンジで登場した2代目ではかなり個性的なモデルが存在した。それは、1992年4月登場のAD MAXワゴン。

 その最大の特長は一目瞭然、フルゴネットタイプのワゴンということに尽きる。標準のADワゴンより全長を約100mm、全高を約300mm拡大してワゴンの域を超えるラゲージスペースを確保したAD MAXワゴン。リアのドアは180度開く観音開きながら90度ドアストッパーを装備し、通常は車幅以上に広がらず通行の邪魔にならない優れモノでもあった。

 サスペンションはラゲージスペースにストラットタワーが突き出ることなく、ショックアブソーバーなどを床下に配置できるトーションビーム式トレーリングアームをリアに採用。積載性を高めつつ、走安性の高さと乗り心地の良さも両立した。

 搭載するエンジンは105psの最高出力と13.8kgmの最大トルクを発生する1.5リッター直4 DOHCのGA15DE。新開発の電子制御燃料噴射装置(EGI)を採用してシャープなレスポンスと優れた低燃費を両立するするなど、趣味と実益を兼ねるパフォーマンスはなかなかのもの。アウトドアブームに沸く現代にピッタリな一台だと思うが?

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