■見どころたっぷりの日産軍団 セドリックは俺のイメージとぴったり!?
さてノスヒロの主流派ともいえる日産軍団からは30Zに箱スカやケンメリのGT-Rシリーズがずらり並ぶ。エンジンルームはタコ足も6連スロットルも感心するくらいピッカピカ。もはや芸術だよ。
昨年よりケンメリが少し減った気がしたが、代わりに”棺桶“ローレルが今年の新顔となってあちこちに出現していた。ヤングマンは知らないと思うが、室内からまるで何も見えないことから、そう呼ばれたんだ。なかには「販売中」の出展車もあり、1200万円のプライスには驚いた。とうとうローレルも1000万円オーバーになったのか!?? 子供の頃は30万くらいだったのを記憶している。これも時代の流れか。
さらに目に留まったのは初代セドリックのタテ目やマイチェン後のモデルがあった。当時のアメ車で流行した前傾したAピラーやパノラミックウインドゥが新鮮。真っ黒なセドリック・カスタムは俺が身に着けていた黒のトランクスとレガース、オープンフィンガーグローブとも似合いそうで、こいつに乗ってリングに上がりたかった。
トヨタからは昭和のトップ3に見入ってしまった。初代セリカは定番ながらカリーナと2代目トヨペット・コロナ・マークIIに注目。さらに懐かしかったのは27の後継となるTE51カローラ・レビンとTE47スプリンター・トレノ。
この2台当時はあまり人気がなかった気がするが、、出来のよくなかった同級生に久しぶりに同窓会で会って、お互いの健在を確認しあったような、そんなほっとした気持ちにさせてくれた。
うぉ~!! セルシオがメルセデス・ベンツの600SELと並んで展示されているじゃないか! セルシオは柔道家時代の愛車、600SELもレスラー時代に持っていたぜ。クルマは人生を照らすな~。
マツダからはファミリア、サバンナシリーズ、2代目、3代目のRX7シリーズと多士済々。ノスヒロ界ではロータリーが大事にされていて、うれしいぜ!
外国勢では、ポルシェシリーズが存在感を見せていた。特にスピードスターは状態もよく、乗った経験があるので、その時を思い出して嬉しかった。
俺の小学生、中学生時代のクルマから愛車にしたクルマまで、タイムスリップ気分を味わいながら見ることができたのは最高のひと時。ただ値段を見ると今の時代に戻って来てしまうけど(笑)。
最後に読者の皆さんから公募して集められた「選ばれし10台」はそのオーナーとお話できる場所。言わば変態の生息地で変態オーナーと変態話をするのも楽しい。
ひと通り回って、俺は現在所有している古いGT-Rやポルシェを入れ替えて新型車へ一新しようかと考えていたが、その気持ちにブレーキを掛けてくれた。やっぱり旧車は最高だし、ここは昭和の男たちを楽しませてくれるイベントだと改めて思った。
追伸/会場でGT-R NISMOの2024モデルを発見! おぉー! これだ! これだ! 俺が求めていた超激アツなGT-R! テンション再び上昇⤴︎⤴︎⤴︎ 再び『S.T.O.小川直也のテーマ』が流れ出した。
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