2023年6月7日にインドで発売されたジムニー5ドア。日本でも型式認定や特許庁に意匠登録されるなど、日本発売に向けての足固めが行われているが、発売はいったいいつになるのか? そしてジムニーのBEVも発売されるという情報もある。今わかっているジムニー5ドアの最新情報をお伝えしよう。
文/ベストカーWeb編集部、写真/スズキ
■ジムニー、ジムニーシエラの納期が早まっている?
ジムニー5ドアの情報をお伝えする前に、2023年7月の販売台数と納期について紹介していこう。6月の新車販売台数を見ると、ジムニーは3956台と、前月の3170台から増加し、前月比124.8%と急増。いっぽう、ジムニーシエラは2402台と、8カ月連続で2000台を超え、前月比124.8%、前年同月比205%とこちらも急増している。
複数のディーラーに聞いてみたが、納期は回復傾向にあり、ジムニーは9カ月~1年、ATよりもMTのほうが納期が早いという。SNSでも2022年末に受注した人が当初は2024年春以降と言われていたが、2023年7月末、8月に納車される予定という書き込みがあるなど、納期が早まっているのは確かなようだ。
ジムニーシエラに関してはジムニーに比べると生産台数が少ないこともあり、納期は1年~1年半という状況だという。
さて、インド市場での注目の価格は日本円でエントリーモデルのZeta、5MTの215万3000円から、2トーンカラーのAlpha、4ATの254万3000円まで。
ジムニー3ドアの日本での価格は、JLグレードの5MTが186万3400~JCの4速ATが208万4500円。インドと日本での価格では単純に比較はできないが、おおよそ3ドアよりも約30万円高ほどになるだろう。
コメント
コメントの使い方素晴らしい記事だ。
新型スズキジムニーのラインナップ拡充楽しみだ。
ジムニー五ドアと共に発表されたフロンクスの日本仕様とみられるモデルがインターネット上に公開されたようです。個人的にもう少し先になると思っていましたが、数年以内に登場するのでしょうか?ぜひ記事をお願いしたいです。
全長は伸びたものの、室内を横方向から見たら所詮軽のまま。
スズキは軽を拡大して派生登録車を作るパターンが得意だから、ジムニーもそろそろオバフェンだけでお茶を濁さずに、登録車専用シャーシで独立した「シエラ」って車種を作って欲しい。
Keiからスイフトが、ワゴンRからソリオが、ハスラーからクロスビーが生まれたように。
かねてから噂され、ようやく、といったジムニー五ドア。日本で販売されると、かつてのエスクードノマドが復活したような気分になれそうですね。エスクードHVも商品力を大幅に高めてきましたし、あとスズキはスイフトとワゴンRの新型を出してもらえれば。
>エスクードHVも商品力を大幅に高めてきましたし
ちなみにどのくらい売れてるんです?世界中でさぞかしシェアを大手から奪っとるのでしょうなあ。
売れない=商品力がないは違うと考えております。ただキザシやランディが鳴かず飛ばずに終わったのも、多くのメディアで「スズキにそのクラスのイメージがない」という理由が大きいとされています通り、まだまだ車好き以外の一般ユーザーに浸透していないことも確かです。こうして要所要所でアピールしていくことで、良い車を広めて行ければと考えてコメントしています。
エスクード試乗しましたが運転感覚もスズキらしく軽くて扱いやすく、なによりデザインがとても気に入りました。売れている=実力があるとは言い切れないと思っています。例えばルーミーもソリオに比べ走行・燃費性能、質感コスパデザイン等実力が圧倒的に勝っているわけでもありません。