【N-BOX、フェアレディZ…】個性的なツートンはいつの時代もオシャレの最前線


発想が凄い無双ツートンカラー

 見るものをアッと驚かせたのが現行308GTi(カタログモデル)のクープフランシュ/アルティメットレッドとクープフランシュ/ダークブルーである。208GTiには30周年記念モデルとして クープフランシュ/アルティメットレッド が設定されていて、サテンホワイトと合わせて50台限定で販売されていた。

 クープフランシュというのは黒の意味で、ボディ後半が黒、ボディ前半は前者が赤、後者は青というもの。カラーサンプルかと思うほど塗り分けられる面積は大きく、「よくぞ設定したものだ!」というフランス車らしいアヴァンギャルドさ満点のツートンカラーである。 

カラーサンプル車か修理中のクルマと見間違うあり得ない感が強烈。クープフランシュは308GTiについてはカタログモデルだから購入できる(473万円)

 なお当時このツートンカラーのオプション価格は30万円で、手間やそう台数が出ないことも考えれば高くないともいえる。残念ながら208GTiは完売し、買えるのは308GTiのみだ。

 数の多いクルマではないのでオーナーには末永く大切に乗ってほしいところだ。

 かつてフォードフェスティバGT-Aという赤ボディに白顔のモデルもあったなぁ。

けっこう大胆なツートンカラー

 クープフランシュほどではないにせよ、結構大胆なツートンカラーというのもある。

 まずミラココア(現在はミラトコットがミラココアの役割を引き継いでいる)はベルトラインから上をホワイトやブラックとしたツートンカラーを設定し女性から支持を集めた。

ムーヴコンテといえばかわいいパステル調のボディカラーのイメージが強いがこんなシックな色使いの大胆ツートンカラーをラインナップしていた

 最近ではフェアレディZの50周年記念車に注目だ。

 フェアレディZの50周年記念車のツートンカラーは①ボンネットやバックドアも含めたボディ上部とドアに付く2本のラインがブラック、そのほかの部分がシルバー、②ボンネット、ピラー、バックドア、ドアに付く2本ラインがレッド、そのほかの部分がホワイトという2つが設定される。

2020年3月までの期間限定で販売される50周年記念車。おススメはホワイト×レッドで、これにはZの柳田氏もビックリ! 価格は466万6680円(消費税8%時)

 昔のレーシングマシンのカラーリングをオマージュして現代風にアレンジという点でカッコいい悪いは別として意欲的な『作品』に仕上げられている。

 個性的といえばジューク。スタイルの好みが大きくわかれる点はともかくとして、スタイルを楽しむ面もあるスペシャリティなSUVだけに、ツートンも強烈なインパクト。

 ボンネットやルーフがグレー、そのほかの部分がオレンジ、ボンネットとルーフがシルバー、そのほかの部分がブルーとなるツートンカラーが設定される。

個性的なデザインが魅力のジュークはボディカラーにも遊び心がある。インパクト抜群のツートンカラーの販売比率は両カラー合計で約3%(2019年7月の販売データ)

 またジュークにはドアミラーやヘッドライト周り、インテリアのパネルなどをイエローやレッドなどのアクセントカラーにできるパーソナライゼーションと呼ばれる仕様も設定されており、こちらでも人とは違った雰囲気を楽しめる。

 本項の最後は現行スマートフォーツーとフォーフォーだ。この2台はピラー、ルーフ、リアフェンダー、サイドシルとそれ以外の部分を塗り分けたツートンカラーをラインナップしており、未だに新鮮さを感じるスマートにはよくマッチしている。

 またフォーツー、フォーフォーともにツートンカラーのオプション価格が税込3万5000円と非常に安いのも大きな魅力だ。

スマートは旧型時代からボディカラーにこだわりを持っていて原稿モデルでも踏襲。見ているだけで楽し気で元気を感じるツートンが素晴らしい

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