新型ヤリス新車販売戦略を掴んだ!! ライバル車にどう対抗するのか? 


証言1:首都圏ネッツ店営業担当者

 新型ヤリスは2020年2月中旬の発売だが、12月上旬には先行予約を開始している。好調な滑り出しで1L、1.5LのNAガソリン、1.5Lハイブリッド車が万遍なく受注できている。多くが従来ヴィッツからの代替えとなっている。

 1Lは女性が多いがほかは男性の若い層にも売れている。ヴィッツとはまるで違ったひとクラス上の出来であるから、実際に売れてハンドルを握れば新型ヤリスのよさが広まり、さらに勢いがつくようになるだろう。

 かつてのイストやファンカーゴなどの派生モデルの投入は今のところ必要はない。2020年5月から全系列店扱いになるので、ほかの販社との競合が激しくなるので、その事態との対応に準備しなければならず、そのことで頭がいっぱいになるはずだ。

トヨタの車種を減らす戦略、ヴィッツが当面は販売好調となるということからも派生車がデビューするのは早くても2021年となりそうと販社でも予想している

証言2:首都圏ネッツ店営業担当者

 新型ヤリスは12月7日に価格が決まり先行予約を開始しているが、すでに絶好調の売れ行きとなっている。1月20日に生産を開始し2月中旬に正式発売が始まる。2月22~24日に全国ネッツ店の販売店発表展示会を予定している。

 現時点で納期は3月以降になっている。5月からから全系列店で売られ、さらに販売に加速がつくに違いない。

 従って当分は派生モデルの展開はないと予想している。1年後の需要一巡期にどうなっているかで、以降の方針がもう少し見えてくると予想している。

先行予約の段階では好調なヤリスだが、フィットとの販売合戦、さらには2020年デビューが濃厚な新型ノートの登場などにより安泰ではない

【画像ギャラリー】ヤリスの源流を探る~トヨタのコンパクトハッチバックの系譜~