OEM車は今後廃止されていく?
このほか、売れていない車種としては、三菱のミラージュ(150台)、スズキのイグニス(229台)、バレーノ(34台)、SX-4 Sクロス(102台)、エスクード(196台)が挙げられるが、各車種、海外の生産工場で作られており、海外向けが売れている、モデルチェンジが近い、などの理由があり、現時点では今後も継続生産される見込みだ。
またOEM車のモデル廃止も今後頻発していくだろう。スズキが日産からOEM供給を受けているランディ(70台、日産名セレナ)は販売不振で近い将来モデル廃止の可能性がある。
同社は日産よりもトヨタとの関係を強めているので、場合によっては同分野のモデルをトヨタからのOEM供給に切り替えるかもしれない。
ダイハツのブーン(366台)はトヨタにOEM供給している姉妹車の「パッソ(2485台)」と合わせれば十分な収益車で存在価値はあるといえる。
今後のフルモデルチェンジで復活を目指すことになるが、場合によってはパッソも含めモデル廃止になる可能性もある。
またダイハツはトヨタからメビウス(3台、トヨタ名プリウス)、アルティス(0台、同カムリ)のOEM供給を受けているがまったくの販売不振のため、近い将来廃止することも考えられる。
※カッコ内の台数は2019年11月の新車販売台数
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