シビックマイナーチェンジ、フィット発売、ホンダe、N-ONE、グレイス…と、刺激的なニュースが定期的に届いてきそうな2020年のホンダ。2021年もこの活発さは続くようだ。
まずはなんと言ってもヴェゼル。2018年2月にマイナーチェンジを受けてから2年もの歳月が流れているが、ようやくフルモデルチェンジの情報が見えてきた。世界的なデザインの潮流に合わせたのか、クーペSUVとして生まれ変わる!? という話も。
また目下のところ絶好調が続くトヨタ&ダイハツ ロッキー/ライズの対抗馬として、新型コンパクトSUVの開発も続けられているという。
ほか、NSXのオープンモデル、オデッセイのビッグマイナーチェンジと合わせて、最新情報をお届け。
■2020年 ホンダ 新車登場予定カレンダー
1月 シビック(セダン&ハッチバック)/2月 フィット&アコード/夏頃? シビック タイプR/10月 ホンダe/11月 N-ONE/12月 グレイス
■2021年 ホンダ 新車登場予定カレンダー
3月 新型ヴェゼル/5月 新型コンパクトSUV/6月 NSXスパイダー/2021年内? オデッセイ
●【画像ギャラリー】2021年登場予定のホンダ車たちをギャラリーでチェック!!!
※本稿は2020年1月のものです。新車スケジュールは2019年12月時点で当編集部および流通ジャーナリストの遠藤徹氏が、各メーカーや新車販売店に取材した結果を反映したものであり、発売日が近づくことによって流動する可能性があります。新型車の発表スケジュールについては、新情報が入り次第更新していきます
文:ベストカー編集部/写真:ベストカー編集部
初出:『ベストカー』 2020年2月10日号
■ホンダ 新型ヴェゼル(2021年3月デビュー予定)
●クーペスタイルに大胆変身! 人気のヴェゼルが2モーターe:HEVを搭載し2代目に進化!
フィットと並ぶホンダ登録車のヒットモデル、ヴェゼルが2021年春にフルモデルチェンジするという情報が入ってきた。
コンパクトなサイズはそのままにエクステリアを一新。一見するとマツダCX-30を彷彿とさせるクーペSUVに変身するという情報だ。
現行型のパワーユニットは1.5L NA、1.5Lターボ、1.5Lハイブリッド(1モーターのi-DCD)だが、次期型は新型フィットにも搭載される1.5Lの2モーターハイブリッドがメインとなる。
この2モーターハイブリッドシステムは従来「i-MMD」と呼ばれてきたが、新型フィットから「e:HEV」に名称が変わる。
「e:HEV」はガソリンエンジンを発電中心に使い、通常はモーターで走り、高速時にはエンジンで走るシリーズハイブリッドで、走行性能と燃費性能が高い次元でバランスされているのが特徴。
このほか価格を抑えた1.5L NAエンジンも継続される可能性が高いが、1.5Lターボの搭載は現時点では不明。
ヴェゼルのよさは扱いやすいサイズとカジュアルな雰囲気で、次期型はその魅力を踏襲しながらクーペスタイルとしてスタイリッシュさも追求。また、コネクテッドシステムも充実させる。
気になるのは、クーペスタイルとすることにより後席居住性が悪化しないかだが、当然必要な性能は担保されているはず。実用性とスポーツ性の両立に期待したい
■ホンダ 新型ヴェゼル予想スペック
・全長×全幅×全高:4400mm×1790mm×1590mm
・ホイールベース:2610mm
・車両重量:1350kg
・エンジン:直列4気筒DOHC1.5L+モーター
・最高出力:109ps/6000rpm
・最大トルク:13.7kgm/5000rpm
・モーター出力:131ps/27.2kgm
・価格:230万~300万円
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