新型スバルWRX 新型スカイライン… 日本のスポーツカーの最新情報!!

スープラGRMN/ボディ剛性向上&軽量化「本気のスープラ」

■2021年11月デビュー予定

GRモデルに共通する大きなエアダムで迫力のある外観に。3ペダルMT設定もあるかもしれない(CGイラストはベストカーが製作したもの)
GRモデルに共通する大きなエアダムで迫力のある外観に。3ペダルMT設定もあるかもしれない(CGイラストはベストカーが製作したもの)

 2020年4月28日に一部改良され、北米仕様と同様に3L、6気筒ターボ車のRZが340psから387ps(500Nmのトルクは同じ)へパワーアップし、ベストカーがかねてより存在を伝えていたGRMNモデルはどうなるかと心配している読者も多いことだろう。

 だが、安心してほしい。今掴んでいる情報ではスープラGRMNは確実に出る。GRMNモデルと出力アップ版の違いは、ボディ剛性の向上、そして軽量化。

 それだけでも走りのキャラクターは変わるが、やはりというべきかエンジンにも手が入り、最高出力は420ps程度にまで引き上げられる。おおいに期待してほしい。

3L、直6モデルの最高出力が340psから387psにパワーアップ。写真は2020年10月頃に発売される特別仕様車RZ ホライゾンブルーエディション
3L、直6モデルの最高出力が340psから387psにパワーアップ。写真は2020年10月頃に発売される特別仕様車RZ ホライゾンブルーエディション

新型V38型スカイライン/美しく、力強く、これが新型スカイライン

■2021年12月デビュー予定

2018年のデトロイトショーに出展された「Qインスピレーション」が、新型スカイラインのスタイルベースとなる。力強く、それでいて美しい(CGイラストはベストカーが製作したもの)
2018年のデトロイトショーに出展された「Qインスピレーション」が、新型スカイラインのスタイルベースとなる。力強く、それでいて美しい(CGイラストはベストカーが製作したもの)

 多くのニッポンの日産ファンが待ち望んでいるのが、新型スカイラインだろう。V37型のデビューは2014年2月なので、すでに6年が経過している。

 2019年のビッグマイナーチェンジでハイブリッドにプロパイロット2.0が搭載されたほか、待望のV6、3Lターボ搭載モデルが国内投入されるなど、話題性はあったが、やはりスカイラインのフルモデルチェンジは待ち望まれている。

 次期型もやはりインフィニティQ50との共通モデルとなるが、それだけにグローバルのプレミアムスポーツセダンとして力を込めた開発となる。

 注目はパワーユニット。日産は中期計画で「2022年までにEVを5モデル、e-POWERを5モデル」投入するとしていることに加え、インフィニティは今後のニューモデルをすべて電動化すると明言している。

 そう、新型スカイラインは2L、直4のVC(可変圧縮比)ターボエンジンを発電用とした前後2モーターe-POWERを採用することになる。

 VCターボは高熱効率域を幅広い回転域で実現することが可能で、効率的にハイパワーモーターを駆動できる。

 新型スカイラインに搭載されるモーターは前後合わせて435ps/71.4㎏mを発揮するというから、その動力性能は5Lターボ並み。走りのインパクトも大きい。

パワーユニットはVCターボ+前後2モーターのハイパフォーマンスe-POWERとなる。システム出力は435ps/71.4kgm(予想CGイラストはベストカーが製作したもの)
パワーユニットはVCターボ+前後2モーターのハイパフォーマンスe-POWERとなる。システム出力は435ps/71.4kgm(予想CGイラストはベストカーが製作したもの)

新型スバル WRX S4/新プラットフォームで走り、際立つ

■2021年4月デビュー予定

新型WRX S4は新型レヴォーグと同じデザインテイストを持ったアグレッシブな外観となる(CGイラストはベストカーが製作したもの)
新型WRX S4は新型レヴォーグと同じデザインテイストを持ったアグレッシブな外観となる(CGイラストはベストカーが製作したもの)

 バランスのよさで高い評価を受けるWRX S4が2021年4月にフルモデルチェンジする。

 搭載されるエンジンは新開発の水平対向1.8L直噴ターボ(200ps)と、270ps前後の出力が予想される2.4Lターボ。

 スバルグローバルプラットフォーム・SGPは第二段階に入り、フルインナーフレーム構造でより高いボディ剛性を実現する。

 SGP+フルインナーフレーム構造を採用する車体構造により、高いシャシー性能を実現。ハンドリングのよさは安全にも大きく寄与するという。

 さらに走り好きにとって嬉しいのは、スバル初の電子制御ダンパーだ。これは新型レヴォーグに初採用されたものだが、ダンバー内部のバルブを電動でコントロールすることで、オイルの流量を変え、ダンバーの固さを調整するもの。

 さらにスイッチ1つで、乗り心地を重視したモードから、ひとりで走りを楽しみたい時にスポーティモードにできるモードを持つ「ドライブモードセレクト」も採用する。

 アイサイトの進化はすでに伝えられているが、具体的にはステレオカメラに加えて4つのレーダーによる360度センシングを実現しており、右左折時の歩行者や自転車に対するブレーキ作動や右直衝突に対するアラートなどにも対応しているという。

 また、高精度マップ&ロケーターを採用したことで自車位置特定を可能とし、カーブ前の減速支援や渋滞時のハンズオフにも対応する。

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