■WRX STI(2022年3月登場予定)

開発ターゲットはずばり、「メルセデスベンツA45AMG」。新型レヴォーグ同様、高剛性のSGPにフルインナーフレーム構造を得た新型WRX STIは一段と高みを目指したモデルに。
注目のパワートレーンは直噴FA24ターボで北米の3列シートSUV、アセントに採用されるエンジンと同じだが、スペックなどは別物となる。これにコンベンショナルなTY85型6速MTを組み合わせる。
■新型ピュアEV(2022年4月登場予定)
●スバルらしいAWDのBEVが登場する!

今年1月20日に開催されたスバルの技術ミーティング会場で世界初公開されたのが、この次世代スバルのEVデザインスタディモデルだ。
トヨタとの共同開発によって進められるもので、昨年6月にトヨタが発表した「~トヨタのチャレンジ~EVの普及を目指して」に合致するプロジェクトとなる。
プラットフォームについてもトヨタモデルとの共同開発になるが、フロントマスクのヘキサゴングリルやフェンダー形状は「ダイナミック×ソリッド」を表現し、スバルらしさを随所に盛り込んでいる。
駆動方式はAWDを採用予定だ。

■WRC用4WDスポーツハッチバック(2022年2月登場予定)
●次期WRC参戦用スーパーAWDマシンが登場!

昨年9月に発表されたスバルとトヨタとの新しい業務資本提携により、見えてきたのがWRXよりもひと回り小さなミドルサイズスーパーAWD車の存在だ。
その背景にあるのはスバルのWRCへの参戦復帰である。
スバルのWRC復帰への課題は、まず現行のレギュレーションにある。ボディサイズはWRX系だと大きすぎるため、インプレッサやXVクラスとなるはず。
トヨタがヤリスで参戦していることを考えれば、直接対決は避けられる可能性が高いが、水平対向エンジンを縦置きにした“気持ちのいいAWDマシン”に仕上げてくるだろう。
■STIスポーツも続々登場!
昨年、ビッグマイチェンを受けたインプレッサだが、その公道試乗会でSTIが足回りをチューニングしたモデルを用意していた。

昨年の東京オートサロンに出展されたSTIコンセプトを踏襲し、トップグレードとしてSTIスポーツがいよいよ投入されそうだ。
今後、SUVのアドレナリンやフォレスターなどにも設定される可能性が高い。

【画像ギャラリー】SGPを得た新型WRXシリーズにレガシィアウトバックなど注目のモデルが続々登場! そのラインナップをギャラリーでチェック!!!
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