■ダイハツ 新型ミニバン(2021年3月登場予定)
これはざわつく! ダイハツから久しぶりにミニバンが登場するのだから。2017年の東京モーターショーに出品したコンセプトカー「DNマルチシックス」がついに商品化されるわけだ。ベースはロッキー/ライズ。
剛性が高く評判のDNGAプラットフォームを採用。全長4370mmというコンパクトミニバンだが、SUV色を強めたキャラになるのもユニーク。1Lターボに加え、トヨタ新開発の1.2L HVも採用予定。220万~270万円という予想価格、これはいいね!
●編集部イイボシの期待ポイント
ロッキー/ライズのミニバン版になるわけで、走りはだいたい想像がつく。注目はパッケージで、小さいボディをどれだけ有効に活用できるかだが、そこはダイハツの得意分野なので失敗はないはず。問題は「味気ない小型車」にならないかということ。楽しさを前面に押し出したミニバンを期待する。
●編集部イイジマの期待するポイント
シエンタ&フリードが待ち受けるコンパクト3列シーターの世界に飛び込むのだから、その2台にはない個性を望む。ズバリ、見た目はSUV風味強め、でも席は3列というアジアンカー路線だ。当然、普通のミニバンタイプより居住性で不利になる。でも、それくらいの博打に出てほしい。
●新型ミニバン 予想スペック
・全長×全幅×全高:4370×1695×1705mm
・ホイールベース:2820mm
・車両重量:1295kg
・エンジン:1L直3DOHC+ターボ
・最高出力/最大トルク:103ps/14.5kgm
■ホンダ NEWコンパクトSUV(2021年5月登場予定)
待ってろ、ロッキー/ライズ! 販売絶好調のそれらのガチライバルになるのがこのモデル。
5ナンバーサイズで、搭載エンジンはライバルと同じ、1Lの直3ターボ(欧州シビックには搭載ずみ)。最高出力は129psで、走り自慢のコンパクトSUVになるにちがいない。
が、「日本市場には1Lターボはそぐわない」という声がホンダ内にあることも事実。現行フィットの直4、1.5Lベースのe:HEVでそこをカバーし、魅力あるパワートレーンが揃う可能性もある。
予想価格は190万~250万円とかなり「買い」なモデル。来年5月を待とう。
●編集部ババの期待ポイント
売れ筋のヴェゼルよりひと回り小さなSUVがあればいいのに。海外では売られているのに……。と感じていただけに、まずはこのクルマの存在そのものに期待大。このクラスといえば売れまくる、王者・ロッキー/ライズ。同じ1Lの直3ターボ搭載とされるだけに、ロッキー/ライズにはない魅力がないと新鮮味がない。期待したいのは驚きのある内装だ。Honda eとまではいかないにしても、小さなSUVに近未来の内装。これ、いいじゃないですか!
●編集部マツナガの期待ポイント
このクラスのSUVの後発として尖ったキャラでの登場を期待している。悪路走破性は皆無でいいので、ロングドライブ性能を重視したクルマになってほしい。5ナンバーサイズにとらわれず、全幅は1750mm程度まで広げたスタイルもアリ。本当は1.5Lターボか出力を上げたe:HEVを搭載してほしいし、これの派生車としてCR-Z風の3ドアクーペSUVが出たらクルマ好きは大興奮。もし失敗しても、優等生ヴェゼルがあるから大丈夫!
●ホンダ NEWコンパクトSUV 予想スペック
・全長×全幅×全高:4100×1695×1600mm
・ホイールベース:2550mm
・車両重量:1150kg
・エンジン:1L直3DOHC+ターボ
・最高出力:129ps/5500rpm
・最大トルク:18.4kgm/1700-4500rpm
・トランスミッション:CVT
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