■86、ランクル、レクサスNXもフルモデルチェンジ!
このほか「86」のフルモデルチェンジも予定される。この内容はすでに披露されたスバルのBRZと同様で、エンジンは水平対向4気筒2.4Lになり、実用回転域の駆動力を15%向上させて低燃費化にも対応する。
プラットフォームは現行型と共通だが、レヴォーグなどと同じくインナーフレーム構造や構造用接着剤の採用でボディ剛性を向上させる。つまりスバルとトヨタの知見を組み合わせるわけだ。現行型では装着されていない衝突被害軽減ブレーキも採用する。
このほか「ランドクルーザー」もフルモデルチェンジを行って300型になる。現行型のエンジンはV型8気筒4.6Lだが、次期型はV型6気筒の3.5Lターボと3.3Lクリーンディーゼルターボに変わる。販売店によると「予約受注や発売のスケジュール、価格などは、2021年4月になるとわかる」とのことだ。
このほかレクサスブランドでは、「NX」がフルモデルチェンジを行う。販売店では「内容は今のところ分からないが、発売はおそらく2020年の末になる」という。プラットフォームは、基本的にはハリアーやRAV4と共通で、フロントマスクはレクサスISと同様に鋭角的なデザインになる。
NXは発売から6年以上を経過して売れゆきを下げたが、ミドルサイズSUVとあってレクサスの人気車種だ。安全装備や運転支援機能を含めて、力の入った開発を行う。
このように2021年のトヨタは、レクサスを含めて、売れ筋車種から高価格車まで商品を幅広く刷新させる。
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