【緊急入電】新型シエンタ今夏発表!!(発表日について訂正あり) 7年ぶりのフルモデルチェンジ 個性強めだが大ヒットなるか?

■パワートレイン、グレード構成、価格は?

2×3×2の7人乗りのほか、2×2×2の6人乗りや、2×3×2から3列目の2席を除いた5人乗りも設定する(写真は現行シエンタ)
2×3×2の7人乗りのほか、2×2×2の6人乗りや、2×3×2から3列目の2席を除いた5人乗りも設定する(写真は現行シエンタ)

 最上級グレードの「Z」は独特なオーナメントの15インチアルミホイールを標準装備している。両サイドのドアパネル下部にはブラック樹脂版のオーナメントを走らせ引き締めている。

 どことなくSUVテイストを醸し出すようなデザイン処理はライバルであるホンダのフリードクロスターを意識したようなエクステリアデザインともいえる。

 パワーユニットはヤリス(1.5リッター)とアクア(1.5リッターハイブリッド)と同じ直列3気筒1.5リッターガソリンNAと同ハイブリッドを搭載する。ハイブリッドはこれまで2WD車のみだったが、次期型は4WD車も設定してラインナップを充実させる。

 3気筒化でWLTCモード燃費はHVで従来の22.8km/Lから28.5km/L、ガソリンNAで17km/Lから18.3km/Lに向上させている。シートレイアウトは2列シート5人乗りと3列シート6~7人乗りを用意。2WDは7人乗り、4WDは6人乗りとなる。

 安全装備のトヨタセーフティセンスは最新のアクア並みかそれ以上に充実させる。検知機能は昼夜の人、自転車、バイクなどにも拡大。前方走行車が発進した際の追随機能もレスポンスを向上させる。

 複数の車線走行中に後方左右から接近するクルマが死角に入り見えにくくなる場合に、危険を知らせるブラインドスポットモニターや駐車場や車庫にバックで侵入する際に自車の車体を真上から写し、安全確保に役立てるパノラミックモニターをオプション設定する。

 両側のスライ開閉ドアを両手が荷物で塞がっている場合、足をフロアしたにかざすことで自動開閉が可能になるハンズフリーオープナーも標準ないしはオプション設定する。

 グレード構成は上からZ、G、Xの3タイプでそれぞれ2WD、4WD、2列、3列シートのラインアップ。Xは法人向けの簡素な装備だから、実質2タイプといえる。

 Zは15インチアルミホイールを標準装備し、ブラインドスポットモニター、パノラミックビューモニター、デュアルハンズフリードアオープナーが標準ないしはオプション設定で選べる。

 ボディカラーはモノトーン7色、2トーン2色、合わせて9色となる。テーマカラーにはダークグリーン系のアーバンカーキを採用する。モノトーンはホワイトパールクリスタルシャインをはじめ、ブラックマイカ、ダークグレー、グレイッシュブルー、スカーレットメタリック、ベージュ、アーバンカーキ。2トーンはルーフがいずれもダークグレーでボディはスカーレットメタリックとグレイッシュブルー。

 車両本体価格はクオリティアップ、安全性向上などによるコストアップで従来モデルに比べて約20万円の値上げとなり、最廉価グレードの100万円台後半~約280万円になる見込み。

 従来モデルは個性的なエクステリアデザインに好き嫌いがあり、シンプルで室内の広いライバルのホンダフリード(新型フリードのデビューは2023年9月頃)と明確な違いがあった。

 はたして新型シエンタはどうなるのか? 今後も新型シエンタの新情報が入り次第、お届けしていこう。

■証言:首都圏トヨタ店営業担当者

「新型シエンタは全体的に見ると出来はよく売れそうな印象だ。しかしエクステリアデザインはかなり個性の強い印象もあるので、好き嫌いが明確に分かれる可能性もある。しかし、先代モデルもかなり個性的だったが大ヒットしたので、今回の新型も売れると期待している。

 当初は歴代モデルのオーナーが率先して代替えするのが通例だから、受注が集中し、納期はあっという間に来年にずれ込むようになる可能性がある。平均すると約20万円の値上げになると思うが、最近は多くのユーザーが残価設定クレジットで購入するので、毎月の負担額が少なくなるので、好調な販売でスタートすると予想している」。

【画像ギャラリー】アクアに似た新型シエンタと最大のライバル、新型フリードのデザインを大公開!(8枚)画像ギャラリー

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