ホンダ S660がEVで復活か!? 開発中のコンパクトスポーツが2025年に登場の予感

■世界標準のコンパクトスポーツEVになる?

2011年の東京モーターショーで公開されたEV-STER。航続距離は約160km(JC08)だった
2011年の東京モーターショーで公開されたEV-STER。航続距離は約160km(JC08)だった

 第一報が入ったばかりで詳細は不明だが、RRレイアウトであるホンダeのパワーユニットを使えば、すぐにでも試作車はできそうだ。

 ホンダeのモーターは154ps/32.1kgmと数値は平凡だが、実際に走らせると充分なパワーであることがわかるし、さらなるパワーアップを追求することもできる。バッテリーの容量アップで航続距離を延ばすことも可能だ。

 もちろん、ホンダeとはまったく異なるユニットで開発されている可能性も高い。GMが開発した高性能パウチ型リチウムイオンバッテリー「アルティウム」もあるし、当然、自社開発の新しいバッテリーもある。BEVのパワーユニットは日進月歩だけに予測は難しいが、方法は多岐にわたるということだ。

 サイズ的には軽自動車枠にこだわらず、世界標準のコンパクトスポーツになると考えるのが順当。特に欧州ではCAFE(企業別平均燃費)を稼ぐためにも販売を目指したいところだろう。

 コンパクトスポーツはBEV時代の「ホンダらしさ」を体現するのに格好の題材。2025〜2026年頃に登場する可能性が高く、期待は膨らむばかりだ!

【画像ギャラリー】S660がEVとして再降臨!? 2022年に生産を終了したS660とベストカーが作成したコンパクトBEVの予想CG(24枚)画像ギャラリー

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