ランクルミニは400万円切り!? 正式車名「ランドホッパー」ってマジなのか

ランクルミニは400万円切り!? 正式車名「ランドホッパー」ってマジなのか

 ランクル300、250に続く第3のランクル、最もコンパクトなランドクルーザーシリーズの末弟、ランクルミニが存在することが明らかになったが、車名が「ランドホッパー」になる可能性が高いことがわかった。はたして「ランドホッパー」はどんなモデルになるのか、解説していこう。

文/ベストカーWeb編集部、写真/トヨタ、タイトルバックの予想CGイラスト/ベストカー

■ランクルシリーズの末弟、その名も「ランドホッパー」

ランドクルーザー250をひと回り小さくしたようなスタイルのランドホッパー予想CGイラスト(ベストカーが制作したもの)
ランドクルーザー250をひと回り小さくしたようなスタイルのランドホッパー予想CGイラスト(ベストカーが制作したもの)

 2023年8月2日に行われたランドクルーザー250/ランドクルーザー70の発表会において、今後のランドクルーザーの方向性を示す映像がスクリーンに映し出された。

 登壇したトヨタのサイモン・ハンフリーズデザイン統括部長の左右には丸目と角目のランドクルーザーの実車、後方のスクリーンの左側に、シルエットながら明らかにコンパクトなSUVが映し出されていた。

ランクル250の発表会。後ろのスクリーンには2台のSUVのシルエットが……
ランクル250の発表会。後ろのスクリーンには2台のSUVのシルエットが……

 「おや、これはなんだ?」と思ったプレス関係者も多かった。その正体はなんだろうか?

 右側には2021年12月、「バッテリーEV戦略に関する説明会」で公開されたbZラージSUVを思わせるシルエットもあった。

 このコンパクトなSUVの正体はベストカー2023年10月10日号でお伝えした通り、「ランクルミニ」に間違いない。

 車名は2023年8月8日、日本の特許庁に商標登録した「LAND HOPPER(ランドホッパー)となるのは有力だ。

ランクル250と同じく四角いボディにゴツいオーバーフェンダーを採用(予想CGイラストはベストカーが制作したもの)
ランクル250と同じく四角いボディにゴツいオーバーフェンダーを採用(予想CGイラストはベストカーが制作したもの)

 そのスタイルは2023年12月に開催された「バッテリーEV戦略に関する説明会」で披露されたコンパクトクルーザーEVから発展したもので、ベストカーが入手した関係者からの情報ではランドクルーザー250に似た丸目になるという。

 ボディサイズは全長4490×全幅1825×全高1620mmというカローラクロスに近いものとなりそうだが、全幅は1800mm前後、全高は1850mm程度になりそうだ。予想CGイラストのとおり、ランドクルーザー250と同様、四角いボディでゴツいオーバーフェンダーが装着される。

 パワートレインは、BEV専用ではなく、カローラクロス用の1.8LガソリンNA&ハイブリッドか、RAV4の2Lガソリン&2.5Lハイブリッドが候補。もしくはトヨタが最近積極的に増やしている1.5Lのターボハイブリッドも考えられる。そして、数年後にBEVが追加される可能性もある。

次ページは : ■価格は300万円前後から380万円と予想

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