次期「R36GT-R」になる!? 1360馬力の超ド級スペック!! 日産「ハイパーフォース」市販版は全固体電池搭載BEVで28年登場か!?

■GT-R物語新たな章のスタートだ!

GT-Rの象徴である丸目4灯のテールライトは必須アイテムとなるだろう。リアのカドに配置される新開発の空力デバイス「プラズマアクチュエーター」は市販車にも採用されそうだ
GT-Rの象徴である丸目4灯のテールライトは必須アイテムとなるだろう。リアのカドに配置される新開発の空力デバイス「プラズマアクチュエーター」は市販車にも採用されそうだ

「ハイパーフォース」は自動運転を標榜しているが、それは将来的な目標というものだろう。

 また、AR(拡張現実)とVR(仮想現実)を体験できる専用ヘルメットを装着することで、リアルとバーチャルの走りの融合を目指しているともされるが、そのあたりの狙いや内容は正直よくわからない。

 しかし、GT-Rが全固体電池を使ったスーパーBEVスポーツに生まれ変わるのは、もはや決定事項と言っていい。今回のジャパンモビリティショーは、日産がその意思表示をする場になったということなのだ。

 日産は2028年度までに全固体電池を実用化するとの目標を掲げている。搭載車第一弾にGT-Rを選ぶのは、世界に向けて技術力をアピールするのに最高の戦略と言える。

 メインマーケットをどこに想定しているのか、生産工場や生産方式をどうするのかなどは今まさに検討中ということだろう。北米をメインにするならBEV補助金の対象車となるために、北米で生産することも考えられる。

「ハイパーフォース」はインパクト重視の奇をてらったデザインに見えるが、実は強力なダウンフォースと高い冷却性能を確保するために計算し尽くされたデザイン。

 とはいえ、さすがにこのままのデザインでの市販化は考えられず、「このテイストで市販車を作るとしたら?」を形にしたのが今回のCGだ。

 2028年のラインオフに向けて、日産は次期GT-Rのコンセプトを明確にした。物語はこれから始まる。

【画像ギャラリー】不敗神話は終わらない……新型GT-Rの予想CGをたっぷりチェック!!(27枚)画像ギャラリー

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