やっぱりシャコタン＋ツライチ!?　日産がミニバンのカスタマイズにマジだ!!

　2023年1月13日～15日の期間に幕張メッセで開催されるカスタムカーの祭典「東京オートサロン」。そこに日産からの出展車が公表された。その中でも注目度の高いオーテック仕様車と中古ベースのカスタマイズカーをご紹介しよう！

文／ベストカーWeb編集部、写真／日産

■ド迫力エアロのオーテックセレナ!!

　まずは担当イチオシのセレナオーテックカスタマイズドだ。新型「セレナ」をベースに、「スポーティ」、「上質」へのこだわりを込めて仕立てられた「セレナのオーテックバージョン」である。

　18インチアルミホイールとローダウンサスペンションにより、スポーティさをさらに昇華させるカスタマイズを提案している。

　最近の流行ともいえる、フロントとサイド、リアのアンダースポイラーが素敵である。このワイド＆ローデザインはたまらない。大径ホイールの見事なツライチ感もしびれるところだ。

　2022年に新型に生まれ変わった本格SUV「エクストレイル」は、ターボエンジン採用のシリーズハイブリッドとして大きな話題を提供している。これをベースに、さらに高級感や特別感を高めたのが「エクストレイルオーテック」だ。

　エクステリアではダークスパッタリングの20インチアルミホイールを採用して、ホイール周囲の迫力を増している。また、インテリアではホワイトレザーシートを採用しているとのことなので、上質さやエレガントな印象をより際立たせたスタイルに仕上っているはずだ。

　長期間製造されたのちに2019年に販売終了した「キューブ」。この中古車をベースに、傷や色あせなどが気になる外装パーツや手の触れることの多い内装パーツを新品に交換してリフレッシュしたコンセプトカーだ。

　キューブらしさとレトロを融合させたカスタマイズを施し、このまま旅に行きたくなる一台に仕上げられている。

　ベース車の愛らしさを生かした魅力的なデザインのコンセプトカーといえるだろう。

　電気自動車リーフの再生バッテリーを活用したポータブル電源を「キャラバン」に4つ搭載し、様々な現場でプロ（PRO）の活躍をサポートする基地（Powered Base）として仕上げられたコンセプトカーだ。

　車体には太陽光パネルも装備され、大容量の電力が供給可能だ。電動工具の充電や車内での快適な休憩も、全てポータブル電源がサポートしてくれる。また、車両装備として可動式の工具棚や、除菌空調システム等、タフな現場のニーズを満たす充実の装備が満載の1台。

　大きな電力が必要なプロ仕事をしっかりサポートしてくれそうで、ぜひとも発売してもらいたい1台だ！