5代目VWポロ:2009年10~2018年3月
2018年3月にFMCを行ったVWポロ。先代モデルは2009年10月に日本市場に導入された。
ボディサイズは全長3995×全幅1685×全高1475mmで日本の5ナンバーサイズ枠に収まっているのが美点だ。
最小回転半径も4.9mと取り回ししやすく、日本の道路事情にマッチしたVWのベーシックモデルとして人気を博した。
当初は1.4L、直4自然吸気エンジンを搭載していたが、2010年に主力エンジンを新開発の1.2L、直4ターボというダウンサイジングターボエンジンへと変更。
7速DSGとの組み合わせにより燃費性能も20.0km/L(10・15モード燃費)を実現するなど、優れた燃費性能を発揮している。
2014年8月にマイナーチェンジを行い、内外装の変更とともに、安全装備を充実させ、フロントアシストプラス、マルチコリジョンブレーキシステム、ドライバー疲労検知システムの3つの機能を全車に標準装備するなど商品力に磨きをかけた。
現在、先代ポロの中古車の流通台数は約880台。3カ月前の時点では約1050台も流通していたので、減少傾向となっている。
中古車の平均走行距離は3カ月前の約3.2万kmから、現在は約3.5万kmまで延びている。その結果、中古車の平均価格も約89万円から約83万円へと3カ月で6万円という大きな値落ちを示した。
先代ポロの中古車の価格帯は約19万~約250万円で、100万円以下のプライスを付けている中古車は約570台と非常に豊富。
諸費用を含めた乗り出し価格40万円でも2010年式のTSIコンフォートライン、走行距離4.2万kmという国産車より条件の良さそうな物件もたくさん見つかる。
中古車のグレード構成はTSIコンフォートラインが約190台、そして僅差の約185台でTSIコンフォートラインブルーモーションテクノロジーが続き、第3位に装備が充実したハイラインが約127台でハイラインとなっている。諸費用込み100万円以下で何か良いクルマがほしいという人にはピッタリだ。
ベンツCLAシューティングブレーク:2015年6~2019年8月
2019年8月にFMCを行ったメルセデスベンツCLAシューティングブレークもオイシイ状況を迎えている。
先代モデルとなる初代CLAシューティングブレークは、2015年6月に追加された。上級モデルCLSにも設定されているシューティングブレークは、後席の居住性とラゲージスペース容量を確保するため、ルーフラインをリアエンドまで緩やかな曲線を描くスタイルが特徴。
これにより後席のヘッドクリアランスや5人乗車時でも495Lというラゲージ容量を確保している。搭載されているパワートレインは1.6L、直4ガソリンターボ+7速AT、2L、直4ガソリンンターボ+7速ATで、駆動方式はFFと2L車には4マチックと呼ばれる4WDを採用している。
現在、先代のCLAシューティングブレークの中古車の流通台数は約270台。3カ月前の時点では約300台あったので、減少傾向となっている。
中古車の平均走行距離は3カ月前が約1.3万kmで、現在は約1.9万kmまで延びており、これにリンクして平均価格は3カ月前の約290万円から、現在は約262万円へとわずか3カ月で28万円も下がった。
現在の先代CLAシューティングブレークの中古車の価格帯は約130万~約430万円とまだ100万円以下の物件は出ていないものの、200万円以下の物件は約50台流通している。
CLA180が主流だが、レーダーセーフティパッケージが装着され、走行距離が2万km台とかなりお得感が高い。
グレード構成はCLA180スポーツが約98台と最も多く、CLA180AMGスタイル、CLA180と1.6Lターボ車が主流だ。メルセデスベンツのちょっとオシャレなステーションワゴンが200万円で手に入るのは驚きだ。
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