コスパ抜群の国産“新古車” 4選
【1】トヨタ ヴォクシー/約199万~約403万円
今回紹介するおろしたて中古車の条件は2019年~2020年式、走行距離1000kmで検索して、探しやすい流通台数の多さと割安感、コストパフォーマンスで選んだ。
まずピックアップしたのは、2019年ミニバン登録台数No.1に輝いたトヨタヴォクシー。現行モデルは2014年登場なので、丸6年販売しているにも関わらずミニバン激戦区においてベストセラーカーとなっている。
ヴォクシーのおろしたて中古車は約690台流通していて、価格帯は約199万~約403万円。340万円を超えるクルマのほとんどはカスタムカーとなっている。
グレードは圧倒的に特別仕様車の「2.0ZS煌II」が多く、新車価格290万9500円にも関わらず諸費用込みの乗り出し価格で258万円から手に入る。人気車種だけに注目度は抜群だ。
【2】ホンダ ヴェゼル/約160万~約353万円
続いても人気モデルをチョイス。SUV新車登録台数No.1となったホンダ ヴェゼルだ。2013年に登場した現行型ヴェゼルは販売開始から6年が経過しても安定した人気を誇るロングセラーモデルとなっている。
ヴェゼルのおろしたて中古車は約280台流通していて、価格帯は約160万~約353万円と台数は少ないが、カスタムカーの「モデューロX」も流通している。
グレードはまんべんなく流通しているが、最も多いのは「ハイブリッドRS ホンダセンシング」で、新車価格286万2037円だが、乗り出し価格約260万円で購入することが可能。グレードによってはさらに割安感が高くなる。
スイフトスポーツは破格の乗り出し162万円!
【3】スズキ スイフトスポーツ/約150万~約286万円
続いては、ホットハッチとして若者に人気のスズキ スイフトスポーツ。1.4Lターボエンジンを搭載した現行型は2017年9月に登場した。
スイフトスポーツのおろしたて中古車は標準車約64台、セーフティパッケージ装着車約109台で合計173台となっている。
価格帯は約150万~約286万円で、新車価格195万8000円のセーフティパッケージ装着のMT車が乗り出し価格162万5000円という破格のプライスが付いている。ただ、ボディカラーは黄色が多い。
【4】マツダ3/約189万~約350万円
そして最後に紹介するのは、2019年にフルモデルチェンジを行い、アクセラから名称を変更したマツダ3だ。
注目したのはスタイリッシュな外観デザインが特徴のファストバック。すでに中古車は約115台流通していて、そのうち約半数の約60台が走行距離1000km以下のおろしたて中古車となっている。
価格帯は約189万円~約350万円で、グレードはまんべんなく流通していて、わずかだがSKYACTIV-X搭載車も流通している。
最も多いのは新車価格231万円の「15Sツーリング」で、諸費用を含めた乗り出し価格223万円で手に入れることができる。
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ボディカラーやグレード、装備など制約はあるものの「おろしたて中古車」の割安感はやはり魅力だ。特に人気車になるほどその割安感が高くなるし、しかも納車時期が早いという特典もある。こういったクルマを狙うのも賢い買い方の一つと言える。
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