日産エクストレイルは今こそ狙い時!! 超名門SUVを格安中古車で狙え!!

■運転支援システムが優れた後期型がオススメ! 値落ち傾向で狙い時

 現行型エクストレイルの中古車の流通台数は約2900台。大需要期だった2020年3月は約2650台だったが、その後増加し、5月のゴールデンウィーク明けにはピークとなる約3150台まで増加。現在は徐々に減少傾向となっている。

 中古車の平均走行距離は3カ月前の時点が約2.5万kmで、現在は約3.3万kmまで延びている。この結果にリンクするように、平均価格は3カ月前の約204万円から現在は約187万円まで値落ちした。しかし、現在も値落ち傾向は続いておりまだまだ買い時は続いていきそうだ。

 現行型エクストレイルの中古車の価格帯は、約63万~約455万円と非常に幅広い。100万円以下のプライスが付いた中古車が約70台流通しているいっぽうで、年式が2019~2020年式、走行距離500km以下という条件で検索すると約230台がヒットした。

 走行距離10km、プロパイロット付きの「20Xi 4WD 2列車」ならば、諸費用込み乗り出し価格は250万円となっている。新車での見積もり額が約350万円なので、未使用中古車ならば、100万円引きで手に入れることができる状況となっているのだ。

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 グレード構成を見てみると、最も多いのが初期モデルから設定されていた「20X 4WD エマージェンシーブレーキパッケージ」の2列車で約450台。続いて多いのが「20Xi 4WD」の2列車の約310台、そして「20X ハイブリッド 4WD エマージェンシーブレーキパッケージ」となっている。

 先ほどエクストレイルには運転支援システムが年式によって3種類あると書いたが、初期のエマージェンシーブレーキは現在では性能的にかなり物足りない部分がある。したがってプロパイロットを搭載したマイナーチェンジ後のモデルを狙うのがベターだ。

 ガソリン車とハイブリッド車では圧倒的にガソリン車のほうが多く、価格もリーズナブルなのでオススメは運転支援システムの性能が向上した後期型のガソリン車といえる。

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 エクストレイルにはさまざまな特別仕様車やカスタマイズ車が設定されている。特別仕様車のガソリン車「エクストリーマーX」や「ブラックエクストリーマー」は各100台ずつ流通しており、ハイブリッド車でも同様に両モデルともに100台ずつ流通している。

特別仕様車「エクストリーマーX」。専用のダーククロム&ダークメタリックの外装パーツを装着することで、よりタフなギア感を演出している

 オーテックジャパンが手がけたカスタマイズの「モード・プレミア」約110台。2019年に登場した「オーテック」はわずかに18台しか流通していない。オーテックはもちろんだが、300万円オーバーの高価格帯ゾーンにモード・プレミアといったオーテック製のカスタマイズモデルが並んでいる。

 モデル末期エクストレイルの中古車全体は値落ち傾向となっているなかでも、オーテックが手がけたカスタマイズモデルの人気の高さは変わらないことが証明されている。

【画像ギャラリー】マイナーチェンジした現行型の内外装と歴代モデルの変遷をチェック!!

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