ランクルプラド、ジムニー…残価率の高い「値落ちしにくいクルマ」 5選


セダン不振を吹き飛ばす残価率を出したWRX S4

 続いては、現在となっては数少なくなったスポーティセダンのスバルWRX S4。MT車しか設定されていなかった硬派モデルのWRX STIは残念ながら2019年に生産終了となり、スバルのスポーツモデルの頂点となったのがこのWRX S4だ。

WRX S4/3年落ち残価率:約58.8%、5年落ち残価率:約43%

 買取価格を算出したのは、現在は絶版となっている「GT-Sアイサイト」で新車時価格は380万6000円だった。

 この「GT-Sアイサイト」で2017年式の買取価格は224万円。残価率は58.8%とセダン不振を吹き飛ばすような高い残価率を叩き出した。

 そして5年落ち2015年式は167万円という買取価格で、残価率は43%と3年落ちからの下がり幅は大きいが、一般的なクルマで考えたら43%は高い残価率と言える。

 最高出力300psを発生する2L水平対向4気筒ターボエンジン搭載車は今後貴重な存在になるはずなので、これから購入しても高い残価率はキープしそうだ。

驚異の残価率をマークするジムニー

 そして最後に取り上げるのはスズキ ジムニー。実はジムニーは数ある車種の中でもポルシェ911と並んで、値落ちしないクルマと言われているのだ。

ジムニー/3年落ち残価率:約63.8%、5年落ち残価率:約51.2%

 今回買取価格をチェックしたのは、1999年に登場した旧型ジムニー。世代交代しているので、残価率は気になるところだ。グレードは特別仕様車として登場し、最終的にはカタログモデルとなった「ランドベンチャー」の5速MT車。

 新車時価格は158万円だったモデルだが、3年落ち2017年式の買取価格は約101万円で残価率は約63.8%というランドクルーザープラドを上回る高い残価率となった。そして5年落ちの2015年式の買取価格は81万円で、残価率は約51.2%という結果に。

ジムニーは、2018年に世代交代したにも関わらず、高い残価率をもつ。現行型ジムニーも旧型と同様の数値もしくはそれ以上の残価率を示す可能性がある

 ジムニーは世代交代しているにも関わらずこの高い残価率は驚異的としか言い様がない。もちろん爆発的な人気となっている現行型ジムニーはこの数値と同じもしくはそれ以上の残価率を示す可能性は高い。

 ポルシェ911は水冷になって値落ちしにくいクルマ伝説は薄れたが、ジムニーは健在だった。

 新車を購入する場合は、やはり人気の高いクルマを購入したほうが、リセールバリューが高くなる傾向はある。しかし、3年後、5年後の人気は変わっている可能性も高いことはお忘れなく。

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