査定額を考えるなら無難なボディ色が有利!?
続いて、査定価格に差がでる要素として紹介するのは「ボディカラー」。
新車時は有償色も用意されているが、この有償色だから査定価格も高いとは限らない。査定時にはシルバーが基準となり、高く評価されるのはパール系とブラックの2色だ。
逆に黄色や赤、青といったビビッドなカラーや個性的な色だと査定時にパールやブラックより20万円差が付くこともあるのだ。
ただし、スバルのイメージカラーともいえるWRブルーは限定車や特別仕様車の場合はプラス査定となるが、カタログモデルでは人気の高いパールと評価は変わらないという。
また、マツダ車で人気のソウルレッドクリスタルメタリック。有償色のため新車には追加料金を支払うのだが、査定時にはそれほど評価はされないようだ。
休日の高速道路のサービスエリアを見るとパールや白、黒、シルバーのクルマで埋め尽くされるが、これは人気色を選ぶユーザーが多いということを表しているのだ。
残っていないと査定額が下がる「期間」とは?
ここまでは「人気」という要素が査定価格に影響のあることを紹介してきた。そして査定価格に影響のある要素として最後に紹介するのが「残車検期間」だ。
まだ車検期間が残っているから大丈夫といってノンビリとクルマ探しをしている人も多いだろうが、実は車検残の期間が半年を切ると車検切れと同じ評価となり、査定が下がってしまう。
したがってクルマの買い換えを行う場合は車検が切れる1年前には検討を開始し、半年前に決める必要があるのだ。
このように書いてしまうと、自分の好きなクルマを買えない! という人がいるかもしれないが、自分の趣向に合わせたクルマを手に入れて乗り潰すつもりであれば気にすることはない。
しかし、手放すときのリセールバリューを次に購入するクルマの軍資金としたいということであれば、今回紹介したことを少しでも頭の片隅にいれておいてもらえると、思い出をくれたクルマに対して手放す時にさらなる感謝の気持ちが高まるはずだ。
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