R1 パオが100万超 フィガロ400万超!? いま値上がりしている中古車たち10選

■ホンダ CR-Xデルソル(1992~1999/中古車在庫:9台)

 スポーツカー人気の低迷に伴い、3代目のCR-Xは車名を「CR-Xデルソル」と改めたうえで、なぜかアメリカンテイストな電動ルーフ付き2シーターとなって1992年に登場。

 当然(?)人気薄なまま廃番となったため、その中古車相場は今や超激安だろう……と思いきや、平均価格は70万円ほどで、高いものだと130万円以上。

 多くの人にはまったく刺さらないが、ごく一部の人には確実に刺さる変態的な(?)クルマにはしばしば見られる現象だ。

ホンダ CR-Xデルソル(1992~1999/中古車在庫:9台)
ホンダ CR-Xデルソル(1992~1999/中古車在庫:9台)

●33万~139万円

■三菱 コルトラリーアート バージョンR(2006~2012/中古車在庫:74台)

 三菱がダイムラー・クライスラー(当時)と車台を共有して作った小型車「コルト」のスポーツバージョンで、2006年5月登場の「Version-R」は154psの1.5Lターボにゲトラグ製5MTなどを組み合わせた。

「隠れ名車」的な存在ゆえ、安い中古車は安いが、その魅力を知っている人からの人気が衰えることはなく、低走行なVersion-Rはいまだ100万円以上となるのが普通。

 直近では140万円以上の中古車も流通しはじめた。

三菱 コルトラリーアート バージョンR(2006~2012/中古車在庫:74台)
三菱 コルトラリーアート バージョンR(2006~2012/中古車在庫:74台)

●20万~149万円

■日産 スカイラインGT(1969~1973/中古車在庫:58台 ※GT-R含む)

「箱スカ(C10型)」と「ケンメリ(C110型)」の両スカイラインGT-Rの相場が爆騰しているのはご存知のとおりだが、普通のL型SOHCエンジンを搭載した各グレードも最近は平気で700万円、モノによっては1000万円以上になっている。

 あまりにも希少ゆえ非現実的な相場になってしまった当時モノGT-Rの代替品として、キャブ車愛好家筋から「実はコレでも充分なんじゃないか?」的な人気が集まったゆえの現象だ。

日産 スカイラインGT(1969~1973/中古車在庫:58台 ※GT-R含む)
日産 スカイラインGT(1969~1973/中古車在庫:58台 ※GT-R含む)

●450万~ASK!

■まとめ:値上がりしている中古車は買いなのか?

 今となっては古くさいメカしか使われていない世代のクルマが値上がりする理由は、そこに「失われたもの=もう二度と手に入らないもの」が確実に存在し、人はそこに“価値”を見いだすからだ。

 一般的に「失われたもの」「二度と手に入らないもの」の代表例といえば、「青春」「若さ」「亡くなった人の命」あたりだろうか。通常、それらはカネをいくら積んだところで絶対に手に入れることはできない。覆水盆に返らずである。

 だがクルマの場合はカネさえ払えば、いつでも「もう一度」手に入れることができる。

 それを手に入れるための対価が安いのか高いのかは、筆者には判断できない。各自がそれぞれ考えるべき問題だ。だがいずれにせよ、あなたが「手に入れる価値あり!」と心底思うのであれば、そのクルマは「買い」なのだ。


【番外コラム】現行車で価値が落ちそうにないクルマ

「2030年代半ばにすべてのクルマを電動車にする」との政府方針は、まだ正式決定されたものではない。

 しかし今後、自動車業界全体がそちら方向へとシフトするのはほぼ確実。となれば、将来的に価値が上がりそうなクルマといえばズバリ「魅力的なガソリンエンジンを搭載しているモデル」だ。

 そのうえでさらに、絶滅傾向にあるMTであるならば文句なし。

 となると、今後価格が落ちそうにないのは(完売してしまったが)EJ20エンジンを搭載したスバル WRX STIや、G16E-GTSエンジンを搭載するトヨタ GRヤリスあたりだろう。

スバル・WRX STI
スバル・WRX STI
トヨタ・GRヤリス
トヨタ・GRヤリス

【画像ギャラリー】値下がりどころか値上がり中の中古車たちをギャラリーでチェック!!!

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