マツダ3ファストバックとCX-30の買取価格比較
■査定買取価格:2019年式マツダ3ファストバックXD Lパッケージ2WD/189万円 残価率63.5%
■査定買取価格:2019年式マツダCX-30 XD Lパッケージ2WD/208万円 残価率67.8%
続いてはSUVのラインアップが充実しているマツダから、マツダ3ファストバックとCX-30を比較してみた。
新車販売台数はCX-30がマツダ3ファストバックの約2倍となっている。マツダ3ファストバックは2019年5月にマツダの新世代商品として登場。
スカイアクティブビークルアーキテクチャを採用し、高い走行性能を実現。ドライバーの操る楽しさと走行安定性を向上させている。
搭載するパワートレインは1.5L&2L直列4気筒ガソリンエンジン、1.8L直列4気筒ディーゼルターボに加えて、新世代2LガソリンエンジンのスカイアクティブXを用意している。2020年11月の一部改良でスカイアクティブXと1.8Lディーゼルターボは出力向上。2Lガソリン車に6速MTの追加などを行っている。
一方のCX-30は2019年10月から販売開始された。全幅1800mm、全高1540mmに抑えることで、都市部の立体駐車場に対応したパッケージングが特徴だ。
搭載するパワートレインは、2L直列4気筒ガソリンエンジン、1.8L.直列4気筒ディーゼルターボそしてスカイアクティブXの3種類。
2020年12月にスカイアクティブXと1.8Lディーゼルターボの出力向上。そして2021年4月にサスペンションのセッティング変更を行う一部改良を行っている。
査定価格を比較したのは2019年式のマツダ3ファストバックXD Lパッケージ2WDとCX-30 XD Lパッケージ2WD。マツダ3ファストバックの査定価格は189万円で残価率は63.5%、一方のCX-30は208万円で残価率は67.8%とSUVのCX-30が大きく上回り、新車時価格の差が拡大している。
ヤリスとヤリスクロスの買取額の違い
■査定買取価格:2020年式ヤリスハイブリッドZ 2WD/163万円 残価率70.1%
■査定買取価格:2020年式ヤリスクロスハイブリッドZ 2WD/225万円 残価率87%
続いては現在、新車販売台数でトップとなっているトヨタヤリスとヤリスクロス。ヤリスは2020年2月に販売開始した。TNGAの小型車用「GA-Bプラットフォーム」、そして高い熱効率を実現したダイナミックフォースエンジンを搭載するなど意欲作だ。
搭載するエンジンは、すべて直列3気筒ガソリンエンジンで、1L、1.5L。そして1.5Lエンジンのハイブリッドシステムの3種類。トランスミッションはCVTを中心に1.5Lガソリン車には6速MTも用意されている。一部グレードを除いて、運転支援システム「トヨタセーフティセンス」を標準装備している。
一方のヤリスクロスは2020年8月に登場。走行性能向上を目指して断捨離を行ったヤリスに対して、ヤリスクロスはラゲッジ容量390Lを確保するなどコンパクトなサイズながらファミリーユースに対応しているのが特徴。搭載するパワートレインは1.5Lガソリンエンジンと1.5Lエンジンのハイブリッドシステムの2種類。駆動方式は両エンジンで2WDと4WDを選ぶことができる。
査定価格を比較したのはデビューイヤーの2020年式でヤリスハイブリッドZ 2WDとヤリスクロスハイブリッドZ 2WD。ヤリスハイブリッドZ 2WDの査定価格は163万円、残価率70.1%に対して、ヤリスクロスハイブリッドZ 2WDの査定価格は225万円、残価率87%と大差が付き、新車時価格の差はさらに広がっている。
コメント
コメントの使い方