■あの頃の中型は300万円前後、今ではあの頃以上に頑張らないと買えない!?
1975年、国内では二輪の免許制度が改正され、現在のように大型、中型、小型と区分されるようになった。それと同時に大型二輪免許は教習所では取得できなくなり、ライダーのニーズは400ccモデルに集中。1970年代後半はナナハンや大型の時代から400の時代へ移行したのが、大きな出来事だ。
さらにバイクブームへ向かっていた時代で、当時人気だったモデルは販売台数も多いことからタマ数も比較的あるが、400は国内独自の排気量になるため海外からの逆輸入に頼れないモデルもある。また、海外仕様があるものでも国内正規車両の方が価値があり、価格が高騰する傾向がある。
人気が高いのは並列4気筒エンジンで初のDOHCを採用したカワサキZ400FX。次いでホンダの400Fシリーズ。これにはCB400フォア(型式のCB400Fが通称)、CBX400F、CBR400Fの3車種があり、いずれも超人気絶版車だ。他にもスズキのGSX400FやヤマハのXJ400もあるが、これらは修理に難があり、価格は一歩及ばないところだ。
また、当初の400は2気筒から普及し始めており、DOHCのエンジンを採用してトップの性能を誇っていたスズキのGS400シリーズも根強い人気を誇る。GSは、『ハイティーン・ブギ』や『湘南爆走族』といったマンガに登場したことも人気の理由となる。
コメント
コメントの使い方俺のiPhoneも50年くらいしたら高値で売れるかな!?
ZⅡが800万?
45年前下取りに出したら16万円だった。(笑)
まあ、中古での買値も30万だったからね~。