モデルチェンジ後、中古車相場はさらに値上がり傾向を示している
2021年にフルモデルチェンジを行ったトヨタランドクルーザーの旧型モデルの中古車相場は現在値落ち傾向となっているが、レクサスLXはランドクルーザー200とは真逆の値上がり傾向となっている。
平均価格は3カ月前の2021年11月の時点では約960万円だったが、その後値上がり傾向となり、現在は約1010万円付近で横這いとなっている。流通台数は、3カ月前の時点では約90台だったが、現在は約105台まで増加している。
旧型レクサスLXの中古車の価格帯は約777万~約1648万円。年式が進んでいても販売価格が安くなるとは限らないのが特徴だ。
流通している中古車のうち、8人乗りの3列シート仕様が約75%、5人乗りの2列シート仕様が約25%で圧倒的に3列シート仕様が多い。しかし、乗車定員による価格差はあまり見られない。
なかでも人気が高いのが、2018年8月に設定された特別仕様車の「ブラックシークェンス」専用装備として、スピンドルグリルとフレームをそれぞれ異なる専用のカラーリングとしたほか、三眼フルLEDヘッドランプとLEDリアコンビネーションランプなどのカバーをクリアブラックに設定。
インテリアは、セミアニリン本革シートやドアトリムにダイヤモンドステッチを施しました。また、LXの文字を投影するドアカーテシランプを採用するなど、存在感を際立たせたモデルだ。
元々販売台数が少ないので、新型LXのデリバリーが始まっても中古車の流通台数が増加することは考えにくい。それ以上にレクサスLXはロシアなどの海外で非常に人気が高く海外への流出が活発になりそうだ。
ランドクルーザー200とは異なり、旧型レクサスLXの中古車相場は今後も値上がり傾向が続きそうだ。
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