ハリアーも射程内! これなら買える! 高値が続く中古車で絶対お得なクルマ5選

■トヨタ ハリアー(3代目):2017年のマイチェン前を狙え!

2013年から2020年まで販売された3代目トヨタ ハリアー。2017年のマイナーチェンジ前が狙い目
2013年から2020年まで販売された3代目トヨタ ハリアー。2017年のマイナーチェンジ前が狙い目

 まずは3代目トヨタ ハリアー。60系とも呼ばれるハリアーは2013年〜2020年まで販売された。本来ならレクサスRXの導入により絶版となる予定だったが、営業の現場が廃止反対署名を集めてまで存続させたというモデルだ。レクサスRXとは別モデルであり、RAV4と共通のプラットフォームを採用している。

 搭載しているパワートレインは2Lエンジン+CVTと2.5Lエンジンのハイブリッド。さらに2017年のマイナーチェンジの際に2Lターボ+6ATを追加している。すでに値落ち傾向となっているのは、この2017年のマイナーチェンジ前のモデルだ。

 2016年式でも3回目の車検を迎えるタイミングであるのに加えて、2020年に登場した現行型ハリアーの中古車が出回り始めたことも大きな要因と言える。

■スバル XV(3代目):現行の2Lガソリンモデルは完成度高し!

2023年に発売が予定されている新型でクロストレックという名前になるスバル XV。値が下がっている現行モデルのガソリン車がオススメ
2023年に発売が予定されている新型でクロストレックという名前になるスバル XV。値が下がっている現行モデルのガソリン車がオススメ

 続いては、今夏に発売される新型はクロストレックと名称変更されるスバルXV。2012年〜2017年まで販売された旧型、2017年〜現在まで販売中の現行モデルともに全幅1,800mm以下、全高1,550mm以下という立体駐車場に対応したボディサイズを採用。

 また、スバル独自のシンメトリカル4WDによる高い走行性能、2Lマイルドハイブリッドによる高い環境性能を備えたコンパクトSUVの実力派だ。最も強調したいのは、スバル独自の安全装備、アイサイトを装備しているクルマが多いため、中古車で購入しても満足度が高いこと。

 スバルXVの中古車の平均価格は、右肩下がりの順調な値落ち傾向となっているが、最も値落ちが目立つのは現行モデルで特にガソリン車が狙い目。

 ただ、1.6L車は街乗りでも加速性能にストレスを感じることがあるので、狙いは2Lエンジン搭載車だ。2Lの駆動方式はアクティブトルクスプリットAWDで、さらに走行性能をアップさせるX-MODEも装備していて、シーンを選ばず高い走行性能を発揮する。

■ホンダ ステップワゴン(5代目):ハイブリッドの値落ちが進行中

2015年から2022年まで販売された5代目ホンダ ステップワゴン。2022年のフルモデルチェンジの影響で5代目ハイブリッド車の値落ちが進んだ
2015年から2022年まで販売された5代目ホンダ ステップワゴン。2022年のフルモデルチェンジの影響で5代目ハイブリッド車の値落ちが進んだ

 2Lクラスミニバンのホンダステップワゴンも値落ち傾向となっている。中古車の平均価格は年末から2月中旬までは値上がり傾向だったのだが、そこをピークに値落ちに転じてわずか1カ月で約10万円の値落ち幅を記録している。

 2022年にフルモデルチェンジを行ったこともあり、特に2015年〜2022年まで販売された旧型モデルの値落ちが目立っている。

 旧型ステップワゴンは標準車とスポーティなスパーダの2種類を用意。

 搭載するパワートレインは1.5Lターボエンジン+CVTを中心に、2017年のマイナーチェンジでスパーダにのみ2Lエンジン+発電・駆動の2モーターを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載。そしてこのタイミングで、ホンダの先進運転支援システム「ホンダセンシング」が全車標準装備となった。

 標準車や1.5Lターボのスパーダは、すでに値落ちが進んでいるので、フルモデルチェンジの影響でハイブリッド車の値落ちが進んだのがこのタイミングと言える。現行モデルでは廃止されたワクワクゲートは利便性が高く、ミニバンの中では高い走行安定性も魅力だ。

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