軽自動車をメインにしながらも、スイフトやイグニス、ソリオなどの小型車も積極的にニューモデルを投入しているスズキ。
今年はスズキラインナップの「扇の要」ともいえるアルトのフルモデルチェンジが控えている。9代目となる新型アルトが、今後のスズキ車の基礎となるのでこれは大注目だ。
その他アルトワークス、ワゴンR、エスクードの新型最新情報など、今後2年ほどの間に登場するスズキの新型車たちを紹介!!
【画像ギャラリー】アルト、アルトワークス、ワゴンR… 「次世代スズキ」の新型車たちをギャラリーでチェック!!!
※本稿は2020年8月のものです
文・予想CG:ベストカー編集部
初出:『ベストカー』 2020年9月10日号
■NEWアルト(2020年12月登場予定)
●原点回帰から初のモデルチェンジで新たな進化
8代目となる現行型のデビューは2014年12月。無駄を廃した軽量プラットフォームを採用し、原点回帰した。
9代目は今年12月に登場予定だが、基本的にはプラットフォームをキャリーオーバーしたキープコンセプト。エンジンは最新のR06D型を搭載。
■NEWエスクード(2021年1月登場予定)
●1.4Lターボ48Vマイルドハイブリッド搭載
2015年に登場した、4代目となる現行型はハンガリー生産となったエスクード。欧州では「ヴィターラ」の名で販売されている。
来年早々にモデルチェンジが計画されている新型エスクードもハンガリー生産となり、モノコックボディのライトSUVというコンセプトに変化はない。
エンジンは直4、1.4Lターボに48Vマイルドハイブリッドを組み合わせた新世代パワーユニットが搭載されることになる。このほかに直3、1Lターボ仕様も設定されそうだ。
■NEWアルトワークス(2021年10月登場予定)
●新開発ターボエンジン搭載でさらに過激に!
ベースとなるアルトのモデルチェンジは、このページ下段で紹介しているように今年12月の予定。
ターボエンジンを搭載し、スポーティな走りと内外装をまとったワークスは、新型アルトの登場から約1年後の来年10月頃に登場することになる。
基本的には現行モデルからの正常進化型だが、エンジンは現在のR06A型からターボとしては初のR06D型へと進化。
ボア×ストロークが異なる「ベツモノ」で、ロングストローク化されたことでより中速域のトルク特性が改善され、燃費とレスポンスが向上する。
■NEWワゴンR(2021年12月登場予定)
●ハイトワゴン軽自動車の新たなスタンダードに
現行型ワゴンRは2017年2月に登場し、昨年12月にNAエンジンを最新のR06D型に変更するマイナーチェンジを実施した。
次期型のデビューはアルトのモデルチェンジから1年後の2021年12月。売れ筋ハイトワゴンだけに、使い勝手を重視した室内となる。
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