新型レヴォーグの好評、フォレスターの1.8Lターボ搭載、そしてついに姿を現した2代目BRZなど、最近面白い動きを見せているスバル。
日本国内に熱狂的なファンが多いスバルは当然、海外での評価も高い。とはいえ国が変わればクルマの使われ方・求められる要件も変わるわけで、日本向けとまったく同じクルマをかの地で販売するわけにはいかない。
ここでは古今から集めたスバルの海外専売車たちを紹介してみたい。「北米偏重」なんて表現もされるスバルだが(ベストカーもやってますすみません)、地道に海外での販路を開拓し生き残ってきたからこそ、新型レヴォーグの激賞という現在があるのだ。ここに並べさせてもらった7台は、そのまま「スバル 生き残り戦略の系譜」とも言えるだろう。
【画像ギャラリー】「なんで日本未発売!!?」とスバリストが歯ぎしりしたというS209を中心に、魅惑のスバル海外モデルをギャラリーでチェック!!!
※本稿は2020年11月のものです
文/ベストカー編集部、写真/SUBARU
初出:『ベストカー』 2020年12月26日号
■S209(2019年発表)
VAB型をベースとする「Sシリーズ」の最終モデルとして北米市場で販売。搭載する2.5Lの水平対向4気筒ターボは、歴代STIモデル最強の341psを発生していた。
■アセント(2018年~)
トライベッカの後継モデルとして登場した全長約5m、全幅1930mmの堂々としたボディを持つ3列シートSUVで、エンジンはFA24型ターボを搭載する。
■B9トライベッカ(2005~2014年)
北米市場で販売を開始し、後に販売エリアが大きく広がった、3ℓの水平対向6気筒エンジンを搭載するSUV。2008年モデルからは「B9」が取れ、トライベッカのみに車名変更。
■バハ(2003~2006年)
2代目(BH系)アウトバックをベースに製作された4ドアピックアップトラック。デビュー時は2.5Lの水平対向NAのみだったが、2004年にターボモデルも追加された。
■ジャスティ(1994~2011年)
初代はスバルオリジナル、5代目はダイハツ・トールのOEM車として日本で販売されているが、2~4代目が欧州専売。2、3代目はスズキ。4代目はダイハツからのOEM。
コメント
コメントの使い方