探査機はやぶさ2に続け! スズキ ハヤブサ3を大胆予想! 2021年、世界最速バイクは3代目に?

探査機はやぶさ2に続け! スズキ ハヤブサ3を大胆予想! 2021年、世界最速バイクは3代目に?

 小惑星探査機「はやぶさ2」のカプセルが無事地球に帰還。2010年の「はやぶさ」に続く快挙に日本中が沸いた訳だが、ライダーにとってはバイクのハヤブサも気になるところ。

 いよいよ2021年に次期ハヤブサが3代目に、つまりハヤブサ3に進化すると予想する!

文/市本行平、写真/SUZUKI、KAWASAKI、JAXA

【画像ギャラリー】次期ハヤブサと噂されたコンセプト作品と歴代ハヤブサは結構似てる!?


2021年にハヤブサ3が発売されると予想! 最新鋭の装備をフル投入か?

 1999年にデビューし、初めて実測300km/hオーバーを記録した量産車として伝説になったスズキのGSX1300Rハヤブサ。

 カワサキやホンダと三つ巴の最速競争を繰り広げ、175psのパワーで大台突破の一番乗りを達成した。当時は欧州で速度リミッターが導入される直前で、滑り込みの快挙だった。

 その後、2008年型でハヤブサは2代目へ進化を果たし、現在は北米などで販売が続けられている。日本でも人気の高いモデルで、毎年鳥取県の若桜鉄道にある隼駅でオーナーミーティングが開催(2020年はコロナ禍の影響で中止)され、2019年は過去最多の2300台が集まるほどハヤブサの存在は定着している。

1999年の初代。ライバルが1100cc前後の排気量だったところに1298ccのエンジンを搭載。スーパースポーツモデルをそのまま拡大したかのようなコンセプトで運動性能も高かった
1999年の初代。ライバルが1100cc前後の排気量だったところに1298ccのエンジンを搭載。スーパースポーツモデルをそのまま拡大したかのようなコンセプトで運動性能も高かった
2008年の2代目は、さらに排気量を1339ccに拡大し最高出力は175→197psに大幅アップ。デザインも刷新されスタイルとともにエアロダイナミクスも進化した
2008年の2代目は、さらに排気量を1339ccに拡大し最高出力は175→197psに大幅アップ。デザインも刷新されスタイルとともにエアロダイナミクスも進化した

 ところが、国内でのハヤブサの新車販売は排出ガス規制に対応していないことから2017年型を最後に終了したままだ。新車が買えない状況になって早数年。今はまさに「ハヤブサ3」への進化と日本での発売が待たれている状況と言えよう。

 ハヤブサ指名買いライダーの新規購入及び乗り換え需要が高まっているだけでなく、2008年にハヤブサ2が登場した頃から現在ではテクノロジーも大幅に進化しており、最新鋭の装備を徹底的に盛り込んで新たな魅力を打ち出すにのに絶好のタイミングなのだ。

2015年の東京モーターショーに出品されたコンセプトGSX。GSXの名を冠する高性能バイクの象徴としてこのコンセプトオブジェが提案されたが、「ハヤブサに似ている」と話題になった
2015年の東京モーターショーに出品されたコンセプトGSX。GSXの名を冠する高性能バイクの象徴としてこのコンセプトオブジェが提案されたが、「ハヤブサに似ている」と話題になった

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