2021年もSUVのニューモデル投入がさらに加速! 名門ランドクルーザーの新型モデルを筆頭に、大物新車が相次いでデビュー予定。
2020年はトヨタの新型ハリアーや日産にとって久々の国内向け新規モデルとなった新型キックス、ダイハツ 新型タフトなど数多くのSUVがデビューを飾ったが、今年はそれ以上の“大物”が控えているようだ。
2021年に登場する新型SUVは、新型ランドクルーザー300を筆頭に新型ヴェゼル、新型レガシイアウトバック、新型カローラクロス、新型エクストレイル/アウトランダーの各フルモデルチェンジ、追加モデルの設定が代表格として上げられる。
多くが各社の主軸モデルであり、引き続き拡大を続ける国内SUV市場のリード役を果たす注目のニューモデルといえるだろう。
ここではこれら5選の最新情報を追ってみる。
文/遠藤徹、予想CG/編集部、写真/TOYOTA、HONDA、SUBARU、MITSUBISHI、NISSAN
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■新型ランドクルーザー300/4月登場予定
新型ランドクルーザー300は4月にもデビューする。
トヨタの新しいクルマづくりの考え方である「TNGA」に基づく新開発のプラットフォーム&基本コンポーネントを採用。ラフロード走行に強力な力を発揮する、フルフレーム構造は引き続き装備する。エクステリアデザインはキープコンセプトでやや直線志向を強めたボディシェルで仕立てる。
パワーユニットは、従来の4.6L・V8ガソリンNAエンジンに替えて3.5LターボV6と3.3Lターボのクリーンディーゼルターボを搭載する。トランスミッションは6ATで4WDとの組み合わせになる。
2列シート5人乗りと3列シート8人乗りを設定。ディスプレイオーディオに12インチの大型ナビを標準装備。安心・安全パッケージの「トヨタセーフティセンス」は最新の進化バージョンを標準装備する。
■新型ヴェゼル/3月登場予定
ヴェゼルは3月にもフルモデルチェンジする。現行フィットとプラットフォーム&基本コンポーネントを共用し、SUV仕立てとする。エクステリアデザインはキープコンセプトで直線と曲面を融合させたボディシェルを採用。
パワーユニットは、1.5L・NAガソリンエンジン、1.5Lターボ、1.5Lハイブリッドを搭載。ハイブリッドは従来の1モーター&2クラッチ方式(i-DCD)から2モーター&リチウムイオンバッテリー方式(e:HEV)に切り替え、低燃費&性能向上の高次元での両立を目指す。
安全・安全パッケージの「ホンダセンシング」は最新のデバイスを標準装備する。姉妹車としてよりベーシックなコンパクトSUV車設定の可能性もある。
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