毎月200店以上の新車ディーラーを回って新車情報を収集し、披露してくれる遠藤徹氏。
今回はクラウン アクア プリウスほかトヨタの2022年改良&モデルチェンジスケジュールを中心に、期待のEV日産アリアの登場時期、ホンダ新型ステップワゴン納期など国内メーカーの最新情報をお届け!!!
※本稿は2022年3月のものです
文/遠藤徹、予想CG/ベストカー編集部、写真/ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2022年4月10日号
■トヨタ クラウンの現行モデルがオーダーストップに!
トヨタはこのほどクラウンの現行モデルをオーダーストップしました。これは5月の大型連休明けにも次期型への切り替えを行うためだと思われます。
現行型クラウンは、すでにほとんどの販売店で購入できない状況にあります。次期型は4月から先行予約を開始する見通しです。
■トヨタ 4月27日にアルファード/ヴェルファイアを一部改良
トヨタは4月27日、アルファード/ヴェルファイアを一部改良します。改良の主な内容は、法規対応に加え、シート表皮の材質変更、メーターリング加飾の変更、ブラインドスポットモニターの標準装備化などです。
アルファードは2023年中盤にもフルモデルチェンジによる世代交代を控えており、今回が現行モデル最終の商品改良となります。
改良モデルは3月下旬に価格が決まる予定で、同時に見積書の作成が可能となります。ヴェルファイアは次期型に切り替わるまで生産を継続する見込みです。
■7月1日にはアクアに新グレードが追加
トヨタは今年7月1日、アクアに新グレードを追加設定します。安全装備を充実させた上級バージョンで、2WD車と4WD車の両方にラインナップする予定です。
■トヨタ、今年10月上旬にハリアーとRAV4を一部改良
トヨタは今秋、10月上旬にハリアーとRAV4を一部改良し、追加モデルの設定、グレード再編などを実施して商品力を強化します。
ハリアーは改良と同時にプラグインハイブリッド車を設定します。その車両価格はハイブリッドZに対して約100万円のアップとなります。改良内容は法規対応やグレード再編などです。
RAV4はあまり売れゆきのよくないグレードのGレザーパッケージを廃止します。
従来モデルは2月いっぱいでオーダーストップしますが、両モデルとも2月下旬時点で約半年分のバックオーダーを抱えており、9月までに順次納車する予定です。改良モデルは10月上旬の生産立ち上がりで、納期は来年にずれ込む可能性もあります。
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